2024年 4月 26日 (金)

オミクロン株とうとう市中感染 海外では「それほど深刻でない」報告も

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ファイザーの経口薬に緊急使用許可

   日本に入国時にオミクロン株感染が見つかった人は22日までに約160人。TBSは同株に感染した可能性のある、日本に永住権を持つ外国籍の男性に取材している。それによると、この男性は空港での検査は陰性だったが、同じ飛行機の同乗者にオミクロン株の感染者が出た。その後の検査で男性も陽性が判明。オミクロン株の可能性が極めて高く、すでに関東地方の医療機関に入院中だという。

   「熱があります。体温は38度から40度の間です。呼吸は苦しくありません。楽になったとは言えません。体の痛みがとにかくすごいです。あと数日はかかると思います」と語っている。

   治療面の明るいニュースとしては、ファイザーのコロナ経口薬がある。米ブルームバーグによると、米食品医薬品局(FDA)は22日、ファイザー製の新型コロナウイルス感染症経口薬「パクスロビド」の緊急使用許可を出したと発表した。自宅療養の新型コロナ患者の治療薬として初めてFDAの承認を受けた。大規模な臨床試験ではパクスロビドをワクチン未接種のハイリスク患者に発症後5日以内に投与したところ入院が88%減少した。

   FDA医薬品評価センターのパトリツィア・カバゾーニ氏は発表文で、「今回の緊急使用許可は、新たな変異株が出現しているパンデミックの重要な時期にコロナと闘う新たなツールを提供するものだ」と説明している。

   こうした状況を受けて24日朝の日経電子版は、「NYダウ3日続伸196ドル高 オミクロン型への懸念後退」と報じている。

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