羽田空港に、米国発のラーメン自動販売機が登場した。注文後、約90秒で出来立てラーメンを提供するという。「Yo-KaiExpress(ヨーカイエクスプレス)」という名称で、本格導入は羽田空港が初となる。「妖怪」から命名自販機は、米国のスタートアップ企業が手がけた。「Yo-Kai」は、「妖怪」からのネーミングで、「いつどんな場所でも人々を楽しませたい」という思いが込められている。羽田空港国内線旅客ターミナルビルの管理運営を担う、日本空港ビルデングに取材した。広報に、米国発のラーメン自販機を採用したのか理由を聞くと、「先端技術を活用し、お客さまに出来立てのお料理を提供できるという点が大きな決め手」と答えた。さらに、自販機内でメニューごとに異なった調理をし、出来たてのラーメンを提供するうえ、在庫情報やPOS(販売時点情報管理)システム機能が一体化されている点を評価した。「訪日外国人も利用する羽田空港にとって、クレジットカードに対応するのも大きなポイントです」メニューは4種類自販機のメニューは、「鶏YuzuShio」、「東京Shoyu」、「札幌SpicyMiso」、「九州Tonkotsu」の全4種類で、いずれも790円(税込)。設置場所は、国内線第2ターミナル1階の24時間自販機レストラン内。「やむを得ずターミナル内で一晩を過ごすお客さま向けに、24時間空いている場所」(日本空港ビルデング広報)だ。少しでも快適な時間を過ごせるようにと、ここに設置したそうだ。
記事に戻る