「響」「山崎」「白州」。サントリーが製造、販売するウイスキーブランドだ。近ごろ、これら製品のフタ部分に「ホログラムシール」が貼られているとのうわさを、メルカリやツイッター上で見かける。酒類専門店のサイトや、ツイッター上では、高級ウイスキーの偽物や模造品が存在するとたびたび報告されている。そのため、「ホログラムシール」のことは「偽装防止対策」とみて称賛する声もツイッターに出ている。サントリー側に聞くと、シールは実在するようだ。響、山崎、白州それぞれで「偽ウイスキー」をめぐっては、過去に事件が起きている。複数の報道によると2018年8月21日、フリマサイトで偽の「サントリーウイスキー響30年」を販売したとして、2人組の男が商標法違反と詐欺の疑いで逮捕された。同年10月22日付「伊勢新聞」(電子版)によると、この2人はフリマアプリ上での販売だけでなく、渋谷区内の古物店に偽ウイスキーを買い取らせたとの容疑でも起訴された。J-CASTトレンドがサントリー・ホールディングス広報に取材したところ、偽造防止対策として「響」「山崎」「白州」ブランドの「高酒齢」商品にホログラムシールを貼付しているのは事実だと分かった。各製品によって貼付の時期は異なるが、ホログラムシール付き製品自体は22年2月以降に出荷している。通年で販売しているシール貼付製品は、以下の通り(免税品、限定品など一部製品の記載なし)。・響30年700ml・響21年700ml・響BLENDER'SCHOICE700ml・響JAPANESEHARMONY700ml・山崎25年700ml・山崎18年700ml・山崎12年700ml・白州25年700ml・白州18年700ml・白州12年700ml
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