「ネスカフェゴールドブレンド」のペットボトル飲料が細長くなっている――。ツイッター上で投稿された商品の画像を見ると、ロゴ正面から見た場合には普通のボトルだ。しかし、横から見るとやや平面、スリムになっている。別商品のようだが、同じ「ネスカフェゴールドブレンド」ブランドの他のボトル飲料と比較して、ボトルが薄くなったと指摘する投稿もあった。ボトルコーヒーは新発売の商品ネスレ日本の広報に取材すると、ツイッター上でボトルが細くなっているという声があるのは把握しているそう。ただし、この商品は、「水出しコーヒーを一部使用した、すっきりとした後味と澄んだコクが特長のアイスコーヒーとして2022年3月1日に新発売した製品です」と強調した。「ネスカフェゴールドブレンド」ブランドには、販売終了済みの「ネスカフェゴールドブレンドコク深めボトルコーヒー900ml」があり、希望小売価格は190円(税込み・以下同)だった。一方、3月1日に「新発売」となった「ネスカフェゴールドブレンドボトルコーヒー720ml」は、希望小売価格が163円だ。2品を比較すると、容量が異なるのでボトルサイズが違うのは当然だ。ただし、100mlあたりの価格は、「コク深め」は21.11円だったのに対して、「ボトルコーヒー」は22.64円となっている。ツイッター上では、サイズ変更による実質的な値上げを行なったのではないかという見方がされている。一方で、「ボトルコーヒー」は「新発売」とされており、「コク深め」とは全くの別商品という位置づけなら、「値上げ」の指摘はあたらないとも言えよう。なお、ネスレ日本はボトルコーヒー製品の値上げを12月1日に実施すると、10月6日に発表した。「ネスカフェゴールドブレンドボトルコーヒー720ml」の希望小売価格は、163円から185円に変更される。
記事に戻る