90年代に人気「ドッジ弾平」の続編開始 娘が主人公「炎の闘球女 ドッジ弾子」
2022.11.28 19:30
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「ぴちぴちピッチ」続編でも
完結した漫画作品が、「前作の主人公の子ども」を主人公やヒロインに据え、数年後に続編を描く事例はたびたびある。
2002~05年に「なかよし」(講談社)で連載された少女漫画作品「ぴちぴちピッチ」。作画担当を務めた花森ぴんくさんは、2021年8月から同誌で「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ aqua」をスタートした。前作の主人公はマーメイドプリンセス(人魚姫)の「七海るちあ」だが、「ぴちぴちピッチ aqua」ではその娘「七海るきあ」が主人公だ。
「週刊少年サンデー」(小学館)でも同様の例がある。1994年〜2010年の間、長らく続いていた野球漫画「MAJOR」だ。作者の満田拓也さんは同サンデーで2015年から「MAJOR 2nd」の連載を開始。前作の主人公「茂野吾郎」の息子・茂野大吾が成長していく姿を描いている。
2004〜2007年に「週刊少年マガジン」で連載された瀬尾公治さんの恋愛漫画「涼風」。タイトルと同じ名前の「朝比奈涼風」というキャラクターがヒロインだった。その後、瀬尾さんが2014〜2018年に連載した「風夏」という漫画のヒロイン「秋月風夏」は、涼風の娘という設定だ。