かつてブームを巻き起こした「レジェンド」級のアーティストたちが復活し、ステージで魅力を発揮している。韓国のガールズグループ「KARA」が2022年11月29日、デビュー15周年を記念したアルバム「MOVEAGAIN」で7年半ぶりのカムバック。さらに同日、京セラドーム大阪で開催された音楽授賞式「2022MAMAAWARDS」に登場、復活後初のステージとなった。舞台では、歴代ヒット曲と新アルバムから「WHENIMOVE」を披露した。ジャニーズ事務所からデビューしたバンドKARAは2007年3月に韓国で、2010年8月に日本でデビューを果たした。日本デビュー後は、少女時代と共にK-POPブームを牽引。メンバーの脱退や新規加入なども話題になったが、15年5月に発売したミニアルバムを最後に、KARAとしての活動はなかった。活動再開は大きくニュースに取り上げられ、日本での活動も期待されていた。復活したばかりのKARAだがYouTubeでは、さまざまなコンテンツが早速登場。当時好きだった人やK-POPファンを大きくわかせている。1988年にデビューしたロックバンド「男闘呼組」も今年復活したグループのひとつ。7月16日に放送された音楽番組「音楽の日2022」(TBS系)で29年ぶりに集結、「TIMEZONE?DAYBREAK」スペシャルメドレーを披露した。そして、10月15、16日には東京ガーデンシアターで再結成ライブ「男闘呼組1988」を開催した。12月には名古屋・大阪・東京の3都市3会場での追加公演を実施する。ジャニーズ事務所からデビュー、93年に活動停止した。現在全員が退所済み。スポーツ報知の11月14日付記事によると、きっかけは故・ジャニー喜多川氏の葬儀。来年はデビュー35年で「きっちりとした終わらせ方を」と、23年8月までの期間限定で活動するという。また、同年に全国ツアーや新曲や新曲についても構想中だという。ファンとの約束果たしたSOPHIAヴィジュアル系ロックバンド「SOPHIA」も9年ぶりに復活した。2022年4月に活動の再開を発表。「絶対に戻ってくる」とファンに誓った日本武道館で10月11日、「SOPHIALIVE2022"SOPHIA">」を開催し、ファンとの約束を守った。1995年にメジャーデビューし、それから2年で初の日本武道館公演を果たすなど絶大な人気を誇った。しかし、結成20周年を目前にした2013年8月でバンド活動を休止していた。復活宣言後、初のテレビ復帰となった9月23日の「ミュージックステーション4時間スペシャル」(テレビ朝日系)。スポニチの同日付記事によると、97年にリリースした名曲「街」を25年ぶりに披露、Twitterのトレンドで1位となった。また、12月31日にはガールズアイドルグループ「ももいろクローバーZ」がホストを務める年越し音楽番組「第6回ももいろ歌合戦」に初出場することも決定している。
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