いしたにまさき:5月もあと1週間ですね!はつめ:3月末にコロナにかかってからずっと5月病です。はつめです。いしたに:それはそれは、実に大変でありましたね。私は、5月は前回予告したとおり、ハイラルの大地に降り立ちました。はつめ:やっと出ましたね~周り皆やってますわ...。ちょうどいいプレイ時間ですねいしたに:ここでね。ひとつ残念なお知らせがあるのですが、今回のゼルダ、うちの子も楽しみしておりましてね。早速、初日からやりはじめまして。昼は子どもが、夜は大人がやることになるわけですよ。で、次の日の朝、「なんか言ってるなあ」とは思ってたんですよ。そして、夕方私が続きをやろうと思ったら、要するにうちの子がおれのセーブデータで続きをやっていましてね。はつめ:あっ...(察し)。いしたに:そりゃ揉めるわけですよ。はつめ:そりゃそうだ。いしたに:まあ、もちろんわざとやったわけではないので、本気で怒ってるわけではないのですが、怒るときの常套句である「自分がやられたと思ったらどう思う」と聞いたら、「ぞっとした」と素直に答えたので許してあげることにしました。はつめ:かわいい!いしたに:「まじで最悪!」とも言ってました。普段はユーザー切り替えのミスとかしない子なので、よっぽどやりたかったんだろうな、とも。はつめ:お子さん、おいくつですか?いしたに:小学校高学年です。はつめ:自我、芽生えてますわね...。いしたに:で、またねえ。ゼルダが複数のセーブデータ持てなくて、基本オートセーブで上書きで、ロールバックできるのが数個前ぐらいなんですよね。私は泣きながら「はじめからやる」を押しましたよ。はつめ:今作のゼルダって。総プレイ時間どれくらいになるんですか?いしたに:とりあえず、最速クリアはもう90分は出てますね。一応前作は、平均プレイ時間は50時間ぐらいみたいです。はつめ:あ、意外と早い。いしたに:ただ、ゼルダは前作からオープンワールドになったので、私もそうでしたが、クリア目指さずにずっとハイラルで遊んでいる人たちが多くて、総プレイ時間っていう概念があまりないんですよ。はつめ:もう僕ら、エルデンリングみたいなのに慣れてしまってるので...。でも、ゆったりちょうどいいプレイ時間ですね。いしたに:ただ、前作「ブレワイ(ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド)」の最速クリアって、25分とかなんですよ。まあ、最速クリアはどんどんタイム更新されるものではあるので、単純比較はできないんですが、今回は前作よりは確実に長くはなるでしょう。はつめ:システム的にそうなりそうですね。マイクラ...?いしたに:あと、厄介なのがですね。前作は「わーい!オープンワールドだあああ!」という爽快な感じがあったんですね。で、今回はわりときっちりその続編で、どうするんだろう?というのは、発売前からの懸念点であったんです。はつめ:うんうん。いしたに:ゼルダだから、別にストーリーはさほど重要ではなくて、大事なのはゲーム体験になるはずなんです。そうなるとゲーム要素としては、武器とマップ含めた環境となるわけです。はつめ:なるほど。いしたに:そして、ゼルダの開発チーム、今回それをハック可能にしやがりました。乗り物まで作れてしまう(笑)。はつめ:ポケモンじゃん。いしたに:もっと質が悪いんですよ。例えば、「湖がありますよ」「どう渡りますか?」となるわけです、正攻法はいかだを組むなんですけど、ひたすらに限界まで丸太をつなげて橋を作る人が出てきたり(笑)。はつめ:マイクラ...?いしたに:そうそう(笑)。武器も木の棒に岩をくっつけたりできるので、きのこくっつけたり、遺跡のかけらをくっつけたり、そんなことを試していると時間が無限に溶けていきます。はつめ:最近、用意されたものじゃなくて作っていくの多いですよね。タルコフとか。https://www.escapefromtarkov.comいしたに:エルデンリングも、そういう要素あるんですか?はつめ:装備をね 強くします。ただ、エルデンリングは全裸が最強です。いしたに:ちょっとwwwはつめ:装備によって重さがあって回避が遅くなったりするので、全裸が最強です。非現実に飛びこめるいしたに:今回のゼルダは新要素がある上に重い要素なので、チュートリアルが長いです。でも、長い分だけ、いざハイラルの大地に降り立ったときの感動もあるので、ぜひ、みなさんどうぞ。私はチュートリアル終わった時点で、1回おなかいっぱいになりました。はつめ:MMOでしょぼい初期村から始まって大都市に行く感覚と同じですね。アレ感動する。いしたに:世界が変わって見えるんですよねえ。これは海外CMですが、このゼルダのCMの感じ、ホントにそうです。はつめ:いいですね。いしたに:このアマゾンレビューが元ネタなんじゃないかと言われているCMですけど、これぞゲーム体験ですよ。https://www.amazon.co.jp/review/R3HOFXJ0XCN4F4/はつめ:いい話だ。非現実に飛びこめる。(次回に続く)【連載】はつめ降臨 成長する連載「第二形態」はつめ現在フリーのストリーマーとして活動している元プロゲーマー。高校時代にesports業界へ飛び込み、18歳にプロ契約。格闘ゲームのプロゲーマーとして、全世界で行われるCAPCOMProTourやEVOへも参加。2020年頃よりApexLegendsのゲーム実況をはじめ、当時の最高ランクに昇格するなど、FPSでも活躍している。米国発スポーツアパレルブランド「Kaepa」のブランドアンバサダーを務めている。テレビ番組「お願いランキング!」「王様のブランチ」「マツコ会議」への出演をはじめ、新聞やメディア出演も多数。Twitter:https://twitter.com/hatsumememeYouTube:https://www.youtube.com/channel/UCq1FEiGmyh-52yYGeOMTVLAいしたにまさきウェブサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん!』管理人。2002年メディア芸術祭特別賞、第5回Webクリエーションアウォード「Web人ユニット」賞受賞。著書に2010年11月に単著「ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である(技術評論社)」など共著も多数。2011年9月より内閣広報室・IT広報アドバイザー就任。同年アルファブロガー・アワード受賞。「ひらくPCバッグ」などネット発のカバンデザインも好調。ひらくPCバッグで2016年グッドデザイン賞受賞。EvernoteECL・ScanSnapアンバサダー・HHKBアンバサダー。Yahoo!ニュース個人オーサー。Twitter:https://twitter.com/masakiishitaniブログ:https://mitaimon.com/
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