食品メーカーのイートアンドフーズ(東京都品川区)は、「大阪王将 レンジ専用! プロ焼きジューシー餃子」を2023年7月17日に発売する。
レンジ調理の課題をクリア
レンジ調理でもおいしい焼き目付き餃子を開発するため、これまで培ってきた技術を結集したという。
「大阪王将」は50年以上もの歴史をもつ餃子専門店。店舗では餃子職人が"神焼き"と呼ばれる焼き方を徹底しており、焼き目にはこだわりがあるという。レンジ調理の課題である焼き目のパリッと感を解決するため、専用の焼成機を用意した。事前に温度を上げた厚みのある鉄板で焼き上げ、「プロ焼き」を再現している。
これまでの冷凍餃子の技術は皮と具にも活用されている。具材は全国の店舗の契約農家で育てた国産野菜・肉を使った。レンジ加熱はパサつきがちだが、「大阪王将 羽根つき餃子」のレシピを応用しゼラチンスープを練りこむことで、ジューシー感を実現させた。皮でもレンジ加熱による乾燥が問題だったが、素材の改良や専用の蒸し加熱装置を使用し、しっとりと柔らかくもっちりした食感を目指した。袋のままレンジ調理ができるうえ、500ワットで2分半とお手軽だ。
販売場所は全国のセブンイレブン、イトーヨーカ堂、ヨーク、ヨークベニマル。