バイドゥ(東京都港区)が提供する顔文字アプリ「Simeji」に、新機能「ウチらのプロフィール帳'25」がリリースされた。そのプレス発表会が2025年4月23日、東京都内で行われた。
「Simeji」は、キーボードの背景をオリジナルの画像に変換でき、20万語以上の顔文字などの機能を利用できるキーボードアプリだ。
2000年代に流行「プロフィール帳」がよみがえった
「ウチらのプロフィール帳'25」は、Z世代の大学生の声をもとに開発された、スマホ上で完結する自己紹介ツール。Simejiアプリ内から特設ページへアクセスし、作成できる。好きなデザインのプロフィール帳を選択し、ニックネームや趣味、自分の写真といった情報を入力して完了させる。
作成したプロフィールは「Myプロフィール帳」に保存され、Xやインスタグラム、LINEなどでシェア可能だ。
年齢、立場を問わず、多くの人が感じている「話しかけづらさ」「きっかけがない」などのコミュニケーションの課題に寄り添うため開発された。2000年代に流行した、友達同士で交換し合う紙の「プロフィール帳」を、令和の感性とテクノロジーで再構築したものだという。
3種類のカラーバリエーション。質問項目は、趣味や推しなど20種類以上あり、答えたい内容だけで作成が可能だ。プロフィールを交換した相手とは、SimejiのAI(人工知能)が相性を診断してくれる。
バイドゥ・プロダクト事業部の古谷由宇さんは、「今は、SNS上で人と仲良くなり距離を縮める時代。『ウチらのプロフィール帳'25』が、友情を繋ぐ最初のきっかけになれば」と話した。