2024年 5月 6日 (月)

セブンイレブンだから
オレンジ色を使えば?

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   今朝取り上げたニュースの中では、ATM強奪事件に驚いた。

   12月7日午前5時ごろ、3人組の男が営業中のセブンイレブンのガラス戸を破壊して押し入り、店員の目の前で店内のATM(現金自動支払機)を丸ごと強奪する事件があった。奪われたATMは8キロ離れた場所で破壊されて見つかったが、中にあった現金758万円は奪われていた。

   重機を使って人気のない場所のATMを盗む犯行はあったが、店員の目の前で丸ごとATMを強奪する荒っぽい犯行は前代未聞だ。ただし、いつまでもこんな犯行が成功すると思っている犯人の知能も荒っぽい。

   セブンイレブンは同様の犯罪発生を想定して、予めATMを破壊すると自動的に札束に緑色のインクが付着する防衛策を講じており、お札は使えないという。

   そこで最後に「セブンイレブンだからオレンジ色を使えば...」という小倉智昭キャスターの言わない方がよかった親父ギャグ。スタジオは一瞬間を置いてささやかなお追従笑い。

「同族会社ならまだしも...」

   メインに石原都知事の3選出馬表明を取り上げた。7日午後の都議会本会議で、共産党の吉田信夫都議から4男の延啓氏の公費旅行など“都政私物化”を厳しく追及されるなかで、石原知事が来春の都知事選へ出馬表明したのを紹介した。

   この“都政私物化”の問題は、石原知事が答えているように、現時点で法律に違反しているのかどうか疑問だが、社会常識的にはいかがな物かと言いたくなる。

   そこで小倉キャスターは「同族会社ならまだしも...」。続けて、ゲストコメンテーターの山崎元・楽天證券経済研究所研究員が「品格にも問題あるのかなと思う。息子さん達が(石原知事の)暴走を抑えるようにしないと...」とコメント。都知事選を来春に控えているだけに難しいが、ここらが精一杯の公の場でコメントなのだろう。

   ネコがイヌに追いかけられて木の上に登ったまま丸5日が経過した“事件”を現地取材で報じていたが、昨日までは他社も取材ていたのに今朝はフジだけと言う現地スタッフの話にスタジオ内は大笑い。小倉キャスターは「イヌの時に出遅れたからね...」と内輪の事情をチラッと披露していた。

   テレビの早朝のニュース番組制作は、現場の映像が決め手だけに人知れぬ苦労があるのは分かる。出演を依頼されたゲストコメンテーターも早朝とあってかズバリ的を射た即答は少ない。そのなかで石原都知事に対する山崎コメンテーターの「品格にも問題があるように思う...」は、本日一番の率直なコメントだった。

文   モンブラン
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