ゴミは彼の
生き甲斐ですよ
おかしなコレクターといいましょうか。第三者にはゴミとしか判断できないモノを集める‘習性’の持ち主がいる。こういう「迷惑ネタ」はワイドショーの得意芸のようで。 「住人にとって迷惑です。片付けなさい」。視聴者の心情を代弁する切り口が支持されているようです。
本日は「札幌のゴミ街道」に積み上げられたゴミを、市が廃棄物と認定したというネタ。主役は、20年前から300メートルの道路沿いに、自動車や家電製品のクズを山積みしている59歳のゴミおじさん。 番組ではコメンテーターがこぞって「迷惑です」のコーラスでした。
でも、軽ワゴンを住居にするこのおじさん、普通ゴミはちゃんと分別しているのです。このキャラクターにテリー伊藤が弁護士役。
「ゴミといっても彼にとって財産です、生活です。どっかに行けといったら彼は生き甲斐を失いますよ」。いつもは攻めのテリーが、今日は番組のバランスをとってまとめ役。これも彼の芸風?
「みんな招待されたいもんね」
女優の藤原紀香がお笑いタレントの陣内智則との結納を済ませた。スポーツ新聞は連日にわたって1面トップで展開。そして結納返しは?挙式は?・・・わいわいがやがや。 朝ナマに限らず、ワイドショーはスポーツ新聞の盛り上がりに便乗しています。 リポーターが新聞の拡大版を示して「関西を中心にしたスポーツ紙がこの結婚の話題で売れているようなんです」。
<理由その1> ご両人とも兵庫出身の関西人という親近感。
<理由その2> 野球がシーズンオフなので虎キチ向けのタイガース情報がない。
<理由その3> ご両人の親戚縁者、友人がこぞって熱心に読む!
「そういう身内の人たちは、みんな結婚式に招待されたいんですよ」と加藤浩次。テリーもすかさず「呼ばれなかったら紅白に落ちた歌手ですよ。傷つきます」。なーるほど。関西は燃えているんですね。
文科省が仕切ったタウンミーティング。175回開いて「やらせ質問」が15回程度というニュースにゲストの衆議院議員・江田けんじが噛みついた。
「15回なんて信用できませんよ。官僚はこういう構造的な悪質なことを平気でやるんです」
大臣が気持ちよくお帰り遊ばされるためのサル芝居。それどころか、国民の血税を使いたい放題。「民間の株式総会ならどうなりますか」。官邸OBだから迫力、リアリティがある。