2018年 7月 19日 (木)

BSデジタル、手放しで喜べない2000万台突破

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エレキ君

BSデジタル放送の受信機が12月、2,000万台の大台に乗った。おめでとう、といっていいのかな?

テレビ君

漆戸・BPA(BSデジタル放送推進協会)会長は「放送開始時の険しい状況を考えると夢のようだ」、広瀬・民放連会長は「ようやく一人前のメディアに成長した」と“手放し”の喜びようだが、あとでいうけど民放系BS各社の内実はどこも大変。

プレス君

開局から6年の12月4日に2,000万台を突破。開始4年9ヶ月で1千万台、そのあと1年3ヶ月で2,000万の大台に。サッカーのW杯と五輪のおかげもあるが、チューナーがセットになった地上デジタルテレビの普及が大きい。

アドバ君

番組ソフトの力も無視できない。地上民放の番組に飽きた中高年層がBSデジタルを見るようになった。どこのチャンネルを回しても同じようなうるさい番組の地上波より地味な紀行、ドキュメンタリーなどが受けたのではないか。

エレキ君

広瀬・民放連会長は「BSデジタル5社のうち年度末決算では3社が黒字になるかもしれない。これは各局が地上波と違う独自の道を探ってきた成果だと思う」と語っているが、こんなタテマエでお茶を濁していいの。

テレビ君

今年度上半期でBSフジとBSジャパンが初の黒字になった。言ってはなんだが、BSジャパンは40人いた社員を6人にして、番組や営業などをすべてテレビ東京に委託するという荒療治をやったお陰。自力再生には程遠い。

プレス君

3社黒字といっても数千万円から1億円台。どこも百億円単位の累積赤字をかかえ、5社合計の赤字は1千億円にも。マスメディアの集中排除原則の緩和でキー局と統合もいわれているが、この赤字を消すにはキー局が赤字になる。株主代表訴訟の恐れもあり統合は難しそう。

アドバ君

ソフトが充実したとはいうが、相変わらず、リピートや通販番組が多い。BSデジタルらしい番組はNHKにはみられるが民放系BSは金をかけていない番組が目立ちすぎ。それに開局時に持てはやしたデータ放送はどうなったの。

テレビ君

たしかに、質の高い番組は金がかかる。制作費を増やせば赤字に直結する。広告のほうも地上波でさえ厳しくなっており、三重苦。生死を握るのは、まもなく本格化する地上デジタル放送との差別化をどう実現するかだろう。

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