安倍さんは頭痛の
タネを抱えてしまった

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   特集で、本間正明・政府税制調査会会長辞任に関連して、安倍首相のリーダーシップ欠如について迫った。

   東京・渋谷の一等地に立つ官舎に特別な女性と暮していた本間会長が辞任するのは当然として、道路特定財源の一般財源化、郵政民営化造反議員の復党、タウンミーティングの「やらせ」等々、小泉前政権の後始末的な要因があるにせよ、なぜこうも問題が噴出するか。

   ゲストの政治アナリスト、伊藤惇夫は「安倍首相周辺には、こういう状況に対処できるベテランが見当たらない。古ダヌキがいないのです」とズバリ。伊藤は「早い状態で遠心力が働いていると思う」と安倍政権が置かれている深刻な現状にも触れていたのだが・・・

   最後にキャスターの小倉智昭が「安倍さんは頭痛のタネをいっぱい抱えてしまった。この先見ていきましょう」と平凡なコメント。いつも感じるのは、堅い話は不得意なのか、話題の広げ方、締め括り方がありきたりであることだ。

「ぼくは秋田だからわかる。ご飯がおいしいから・・・」

   『とくダネ!タイムズ』で、文部科学省の学校保健統計調査でわかった都道府県別の子供の肥満度を取り上げていた。

   番組では表を使って肥満度の高い順から上位5県を示した(15歳男子)。それによると①秋田21.4%②山形20.2%③岩手19.9%④青森19.3%⑤愛媛18.4%と、確かに秋田、山形は5人に1人が肥満。理由はわからず、北海道がランク外なので、寒くて外で運動しないからというのでもない。

   そこで待ってましたとばかりに、小倉が「ぼくは秋田だからわかる。ご飯がおいしくて、食べ物がしょっぱいからです。しょっぱいから、またご飯をいっぱい食べる」とコメント。

   秋田こまちの宣伝をしているわけでもないのだろうが、ではランク外の新潟はどうなる。「コシヒカリはまずいとでもいうのか」と苦情がでそうなコメントだった。

   ゲストコメンテーターは、さまざまな問題に即答を求められるので、日頃の切磋琢磨が大変だとは思う。本日ゲストに招かれた慶応大学教授・福田和也と日経ウーマン編集長・野村浩子は注目するようなコメントもなく終わってしまったのが残念だ。

   ボーナス支給時とあって、今朝の番組冒頭では、米証券大手ゴールドマン・サックスの最高経営責任者が支給された63億円のボーナスが話題になった。キャスターの小倉智昭からコメントを求められて、野村は、「日本も経営責任をきちっとやる一方で、もう少しアメリカの考えを取り入れたほうがいい」と発言したのには驚き。

   格差が社会問題になっている最中に、安直なコメントはいかがなものか。なんでもかでもアメリカ追随ではないだろう。

文   モンブラン
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