罪悪感がまるで
感じられない

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   品川区議団による不透明な政務調査費疑惑の続報。昨日のスーパーモーニングで、研究目的に政務調査費で温泉地巡りをしている実態が明らかにされたが、今朝はこのときの領収書の主に取材し、呆れた中身が浮き彫りにされた。

   領収書の主は、自民党の原雅美区議。記者の質問に原は「3人は女房と娘、そして私だ」と認めた上で、「私自身は地域振興、観光の目玉である温泉視察のために行った」と、開き直りとも取れる発言。3人分の旅行代金に公費を使った点は「自分と家族の分は分けるべきだった。つい考えずに・・・手続きミスだった」と軽い弁明に終始した。

   取材はさらに確認を取るために妻を直撃したところ、「先に行っていた主人と福島で合流してからは観光旅行だった」と、食い違う“証言”が。司会の渡辺宣嗣は「公費を公私混同して使ってしまっている」と怒り、ゲストコメンテ-ターで作家の山崎洋子も「罪悪感がまるで感じられない」と呆れ顔だ。

   いったん当選すれば、後は“上滑りの選良意識”。国も地方もこんな議員の実態が透けて見える報道だった。

「よくぞ壊してくれた。踏襲せずに裏切って」

   シリーズの『ニュース今年はどうなる』で、今朝はジャーナリストの鳥越俊太郎が、『国家の品格』の著者、藤原正彦・お茶の水女子大教授にインタビュー。藤原の簡潔にして明快な発言が光った。

   230万部を超える大ベストセラーになった理由について「(前政権で)『改革、改革、構造改革だ』とか『中央から地方へ』などと美辞麗句をつらねてきたが、実際は改悪が目立つばかりだ。これはおかしいとみな気付いたのではないでしょうか」と分析。

   その原因は、アメリカ型の市場原理主義、新自由主義を丸ごと導入し弱肉強食の社会にしたことを指しているが、藤原は「よくぞ徹底的に壊してくれたと思いますね。弱肉強食は、獣の世界ですよ。獣の世界は皆、新自由主義ですよ。弱者はますます負け、強者は勝ちつづける。その原因をつくった最も悪いのは国民です。小泉政権を熱狂的に支持したのですから」と明快だ。

   安倍政権はどうですかに対し「私は期待している。初めは踏襲するといっていたが、踏襲を止めて裏切ってほしい」。過酷な条件に挑む人間の姿を描き続けた作家、新田次郎は藤原の実父。多少遅きに失した感はあるが、よくぞ挑んでくれたと言いたい発言だった。

   CMは、民間放送である以上、飯のタネであり文句をつけたくはないが、少し過剰すぎないかと言いたくなる。郵政民営化造反議員の復党で揉めている岐阜1区。昨日、岐阜市内で行われた野田聖子議員と佐藤ゆかり議員の餅つき風景放送でのこと。このニュース自体があまり重要でないと判断されたのかも知れないが、わずか10分間の放送時間に2回に分けてそれぞれ6本から7本のスポットCMを間に挟む突っ込みようだ。台所事情はわかるが、報道番組ではもう少しCMを遠慮してはいかがか?と思うのは視聴者の勝手過ぎる言い分か。

文   モンブラン
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