まだ反省してない

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   不二家の藤井林太郎社長が15日の会見で、不祥事の責任をとって3カ月以内の辞任を表明した。しかし、同時に発表した調査結果はひどいものだった。

   消費期限切れの牛乳・たまごの使用、製品の消費期限の不正表示などが、7年間に18件、うち2件が上司の指示によるもの。また製品でみつかった細菌数が、前の発表の1グラム中100万個(これでも社内基準の10倍)ではなく640万個だった。

   藤井社長は、これらを担当者から工場長までが容認していたと認め、「組織ぐるみといわれかねない」と述べたが、これにみのもんたは「といってるようじゃ、まだ反省してない」。さらに「小売店が被害者かもしれないねー」

   小売店に一番痛いのは、ブランドの崩壊だ。とくに細菌の検査結果を実質無視したのが大きい。元パート従業員は「落としたものをそのまま箱詰めした」などと証言していた。食中毒を出してはいないが、企業として存続のフチにあることはたしかだ。

「太田道灌像なんて、いりません」

   このところ新聞・テレビが一斉に目を向けている、地方議員の特権を「こんなもの必要なのか」と総まくり。まあ、あるわあるわ。

   一番多いのが“おかしな”勤続表彰制度。16年で現金50万円(福島・広野町)、24年で旅行券30万円/25年で肖像画2枚14万円(福島県)、25年で太田道灌の彫像=9万4000円(東京都)、10年で宮崎牛500グラム=1万5000円(都城市)‥‥ほかにも漢和辞典だの有田焼の壺だの。愛知県では、議会に出ると1日1万5000円‥‥

   太田道灌像は実物をスタジオに持ち込んだ。みのもんたが参議院議員の山本一太に水を向けると、「いりません。欲しくない」

   みのが珍しく長広舌。「立派な仕事をするために特権はあってもいい。が、お宅の財政どうなってますか。年金どうなってますか、高齢者がどんな生活してますか」

   浅野史郎の「国会はみんな知ってるが、地方議会が何をやってるかみな知らない。見直すきっかけになれば」という指摘はまさにその通りだ。

   東アジアサミットが15日、北朝鮮に対し拉致問題の解決への取り組みを求める議長声明を出した。参加は東南アジア諸国連合(ASEAN)と日中韓など16カ国だが、北朝鮮の友好国も多いなかで、核問題と並んで「拉致」がメーンにすわったのは意外な展開だ。

   みのは「拉致を声明に入れたのはすごいことだ」と安倍外交の成果をたたえたが、靖国での危うさをかかえるところまでは踏み込まず。代わりに、わかりやすい内閣支持率の低迷の方をメーンにした。

   しかも、このニュースは早い時間帯だけで終わり、二度と登場しなかった。たしかに、デリケートな外交問題は「ズバッ!」には似合わないか。あるいは、視聴率が恐いのか。

文   ヤンヤン
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