留任したほうが
タメになる!?
産めよ増やせよ大臣のおもな仕事はリップサービスらしい。女性は産む機械に続いて「健全」発言でもワイドショーに貢献してくれた。
なんでも、「子供を2人以上持ちたい『という、きわめて健全な』若者が多い」と言ったんだとか。フツーに「子供を持ちたい若者が多い」としておけば良かったのに、余計な修飾語を挿入してしまったモンだ。ダイジン、官僚時代に学んだ”お役所言葉”はもう忘れてしまったのか。
今回の発言には「デリカシーのなさ」(佐々木恭子アナ)では済まない、人の生き方についての基本哲学が混入しているようだ。発言の背景には、「人~として~生まれた以上、子供を持つのがノーマルだべ。オラ間違ってるか!?」という主張がうかがえる。
口を開けば禍をもたらす大臣について小倉智昭曰く、「大臣が留任した方が、少子化問題についてなにが正しいのかを考えるタメになるかもしれない。反面教師としてね」。
なるほど、もうどの道、死に体なのだから、これからも捨て身の確信犯的発言をバンバンしてくれないだろうか。ダイジン、ぜひご一考を。あ、それから「発言の前に、あらかじめ謝っておくといい」(デーブ・スペクター)とのアドバイスも忘れずに!
「曲もかからないとは…かわいそう」
元美形のロック・スター、ボーイ・ジョージの近況をデーブ・スペクターが伝えてくれた。麻薬を所持していた罰として、ほうきを持って掃除をしていた間抜けな映像が記憶に新しいが、今回は空港でパパラッチに激写され、顔を隠そうとしたり、電源の入ってないカメラでパパラッチを逆撮影するなど、奇行ぶりが健在であることがわかった。
スタジオでは、カルチャー・クラブ時代と現在の顔の“ビフォア・アフター”がなんと言っても話題に。こういうときには、かつての代表曲「カーマは気まぐれ」あたりが流れたりするものだけれど、今日はナシで、ちょっと寂しかった。
すると、「(ボーイの)曲もかからないとは…かわいそうだ」と笠井信輔アナがすかさず指摘。芸能人への思いやりと、視聴者目線を忘れない笠井アナはエラい。
本日からシルク・ドゥ・ソレイユの「ドラリオン」東京公演がスタート(応援団長はもちろん小倉)。ということで、団員2人がスタジオで“驚き”のパフォーマンスをした。もうシルク~の”驚き”には飽きたよと思いつつ、やはり感心してしまう。悔しいけれど…。