2024年 4月 26日 (金)

『注射』とか『中盆』
という言葉が…

   横綱朝青龍の八百長疑惑がいぜんくすぶっている。

   日本相撲協会は昨日、親方会議を開いて、告訴も辞さない方針のようだ。しかしこれを報じた週刊現代は「告訴をすれば、困るのは協会の方だ」と強気だ。番組は、記事を書いたジャーナリストの武田頼政の言葉を伝えた。

   曰く「もう書かないとまずい、それくらいひどいぞと。角界には注射(八百長)とか中盆(仲介役)という言葉があって、中盆の旭天山が支度部屋を回っていた。本来西にいるべき力士が東にいるんだから、協会だってわかっているはず」「仲介料は80万とか50万とか」と具体的だ。

   しかし、朝青龍は502勝、優勝20回、その強さは武田も認める。名の上がった力士たちも全員否定している。では、なぜ? 「不足の事態(けが)を避けるため。安心料です」と。

   八百長の告発は過去にも2度あったが、いずれもうやむや。元小結の板井圭介は「80%が八百長」とまでいったのだが、協会は抗議文だけで終わっている。

   加藤浩次は「注射とか中盆という言葉があるということは?」と振ったが、テリーは「二人の間のことだから、答えは出ない」と妙にさめていた。

「頭に来ちゃう。縄張りって何なのよ」

   東京・西麻布で住吉会系幹部が射殺されたのを発端に、麻布十番、豊島、渋谷とマンションへの発砲が続いた。

   住吉会系だった国粋会が一昨年、山口組傘下に移ったことによる縄張り争いらしいが、都会の真ん真ん中だから、恐いのは一般市民の巻き添えだ。暴力団対策法で事務所をもてなくなったため、暴力団も一般のマンションに潜んでいるのが現実。事実、渋谷の場合は部屋を間違えて発砲していた。

   テリー伊藤が切れた。「ホントに頭に来ちゃう。縄張りって何なのよ。麻布の町は変わってますよ。それを勝手におれたちが仕切るんだと。こういうことは絶ってほしい」

   衆院議員の江田けんじは「規制を強めれば水面下に潜る。根本は闇金融だとか風俗、麻薬とか資金源を絶つこと。警察にとっても、抗争は手を入れるチャンスなんですがね」

   いま、子分が起こした事件でも組長にまで責任が及ぶ。たしかに警察の腕の見せ所ではある。

   柳沢大臣の新たな発言がまだ物議をかもしている。テリーの言がよかった。子どものない友人の話として「野党もこんなこといちいち言わないでくれ。傷に塩を塗ってるよ。福島さん、女性を敵に回すよ」って。なるほど。ものの見方はいく通りもある。

文   ヤンヤン
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