ボクならビクター
を買うね

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   「やっぱりキミは…子供のイベントをビデオカメラで記録するでしょ」。番組冒頭、小倉智昭が笠井信輔アナに話を振った。「もちろんですよ」と子煩悩で知られる笠井は応じる。

   そこで――どーせなら高画質で撮りたいでしょ~――と、小倉は日本ビクターから新発売のビデオカメラを“ご紹介”する。このカメラがいかにスゴいか、そのため自分も買いたくなったか、云々。隣に立っている笠井と佐々木恭子アナは、視聴者の反応に怯えているのかいないのか、顔面蒼白。小倉だけが嬉嬉として話し続ける。

   「いやー、フルハイビジョン規格で~」。これまでもハイビジョンカメラはあったが、今度は「フル」だから画素数が大違いである。「フル」で見るにはテレビ側が同規格に対応していないとダメなのだが、“40~50型クラスの大型テレビ”は対応してるので問題ナシ、らしい。いや、そんなテレビ持ってないんですけど…。

   「価格も20万円台!」と有頂天の小倉に「それは安いんでしょうかね?」と佐々木がオズオズと口を挟むと、「相当安いでしょう!(なにもワカッとらんね、キミは)」と口を尖らせた。

   「ビクターの技術力は高いんですよ」。小倉のプッシュは…とまらない。じつは、ビクターの親会社にあたる松下電器は、以前からビクター株を手放そうと売り先を探しているのだが、ナンダカンダで決まってない。そこで、たまらず小倉は言う。「ボクがカネ持ってる企業の経営者なら、ビクターが一番ほしいね」

   コメンテイターの岩上安身に「まるでテレホン・ショッピングの人みたい…」と的確に評されると、小倉は意外だったようで、不機嫌そうに顔を曇らせた。この反応を見るに、AVマニア病がすでに膏肓(こうこう)に入り込んでおり、冷静な判断力を失っている状態だと診断せざるをえない。早急な手術が必要だ。

「相当なスペースシャトルを持っていたかも…」

   “恋敵”の女性を襲撃してNASAの女性飛行士が逮捕、起訴された。被告は保釈が認められたが、位置確認のため、GPS機器の装着を命じられた。

   「かつてシャトルで宇宙に行った被告は、(GPSで)宇宙から監視されることになった」とニュースが締めくくると、「うまいこと言うね」と小倉は感心しきり。自分も…と力が入りすぎたようだ。 ワイドショー的に気になるのが、被告が好意を抱いていた男性との仲。ただの片思いだったのか、それとも!? 問題の男性と被害女性は遠距離恋愛、被告と同じ基地で勤務していた。

   真鍋かをりが「どうしてこの男性に、それほど夢中になってしまったのか」と疑問を口にすると、小倉は自信たっぷりにコメント。「相当なスペースシャトルを持っていたかも…」

   このキャスターが柳沢大臣をどうたら言うという落差が、またワイドショーの醍醐味かも!?

   この番組の芸能リポーターは、たぶん日本一重厚で、落ち着きがある。焦点ボケの目をして、つまらなそうに話すあたりは、当選10回クラスの大物政治家と遜色ない。裏でのドーカツも得意そうだし、とりあえず参議院などに活躍の場を移されてはいかがでしょうか。

文   ボンド柳生
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