一家4人が全部
死刑は前例がない

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   2年半前に福岡・大牟田で起きた4人連続殺害事件で、加害者の暴力団組長一家4人のうち父親(63)と長男(26)に死刑の判決が出た。罪状は強盗殺人で、2人は起訴事実を否認していたが、事実を認めた母親(47)と次男(22)には、すでに死刑判決が出ている(控訴中)。

   何にしても異常だ。金を借りていた金融業の一家3人とその友人を絞殺、銃で撃つなどして殺し、死体を川に投げ込んだ。巻き添えで死んだ友人(当時17歳)の母親は「警察に何かあったに違いないと、3日間に8回訴えたが、相手にされなかった」という。警察ですら、まさかという犯行だったわけだ。

   テリー伊藤は「一家4人が全部死刑というのは前例がない。世界でもないんじゃないか。親はいったいどんな教育をしていたんだ。自分たち以外は敵なのか」。“ヤンキー先生”義家弘介も「これはもう、家族じゃない。利益集団」。たしかに言葉にならない。

   判決は「自己中心的で短絡的な動機……」といっているが、この言葉、すっかり普通の言葉になってしまった。

「問題は、何もしない先生なんだ」

   教師の指導力をつけるという、京都で行われたセミナー。「コーチング」というのだそうで、参加した若い小学校教師のルポに、いろいろ考えさせられた。

   参加者は、生徒とどうコミュニケーションをとるかで悩む先生たち。指導するのは、学習塾経営などで実績のある団体。カギは「聞く力」「質問する力」「相手を認める(承認)」だと。生徒役、先生役にわかれての対話の実践など‥‥そして、カメラは現場に戻った教師の日々を追う。こどもたちが授業の結果に○△などで評価する。その結果に悩む教師……。

   正直、驚いた。加藤浩次が「われわれの頃とくらべると甘いなぁ」というのがよくわかる。教師がボカボカぶん殴っていた時代だって‥‥いや、これは古すぎるか。

   義家弘介は「近年子どもたちの変化についていけない教師が多い。40代、50代の中には、今の子はエイリアンだなどと言ったり」といったが、なぜかそれ以上踏み込まず。

   テリー伊藤は「コーチングは方法論としてはいい。問題は、何もしない先生なんだ」と、相変わらずいい視点だ。いじめで自殺者が出ても、「知らなかった」というやつね。

   上海発の世界同時株価下落。これをどう読むかは焦眉の急だが、番組はなんと「長期世界恐慌の始まり。米経済の終わりの始まり」という“金山会社ジパングの社長”松藤民輔の説をとりあげた。加藤が「前提が間違うと全部間違い?」と切り込んだのには、笑った。鋭い。

文   ヤンヤン
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