「なぜ、お辞めになるのですか?」

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   オーボエ――ご存じのとおり木管楽器の1種で、フランス語のオーボワ(hautbois)は『高音の木管楽器』を意味する。深い哀調を帯びながらも澄んだ音色はオーケストラに欠かせない。

   その世界的オーボエ奏者、宮本文昭さんがあす3月31日、引退する。そこで今朝は、宮本さんがスタジオで生演奏を披露した。その音色はやはり素晴らしい。

   宮本さんが引退を表明したのは2年前。キャスターの小倉智昭の「なぜまた、お辞めになるのですか?」の問いに「そう言っていただくうちが花なんで。つまりかっこよく辞めたいということです」と。

   「オーボエはかなり難しい楽器と聞いていますが?」には「そういわれていますね。でも父から、あまり人がやらない楽器で、職に有りつけるからやりなさいと薦められて・・・それに楽器が安いんですよ」 “漫談オーボエ”と皮肉られるほどよくしゃべる宮本さんの第二の人生は、大学で教鞭を取りながらディスクジョッキー。

   同僚の「世の中から一つの美しい音がなくなってしまうのはさびしい」というコメントに尽きる引退だ。

文   モンブラン
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