「サンシャイン2057」
人類滅亡寸前 男女8人太陽へ飛び立つ

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   50年後の2057年、太陽のエネルギーが落ちて消滅し、地球は凍結する危険性があるとの想定。話題の地球温暖化はどうなのよ?との疑問はさておき、映画はそう悪くない。自らの命を賭して地球を救うため宇宙船で飛び立つ乗組員たちはいつものパターン。

(C)2007 Twentieth Century Fox.
(C)2007 Twentieth Century Fox.

   ボイル監督と主演の真田やマーフィーの記者会見が先日東京で行われた。監督が本読み段階で2週間も役者たちを隔離し、自炊も含めて自活する合宿生活を強制。「50年後はアメリカの覇権はアジアパシフィック地区に移っている」と。宇宙船乗組員もそれを反映してアメリカ、日本、中国、マレーシア、オーストラリア、イギリス、アイルランドなどの8人の俳優を起用。真田もマーフィーも自ら料理をし、仲間たちと談笑し歌ったりして団結を固めたと言う。

   監督は「トレイン・スポッティング」や「28日後。。。」など一風変わった作品を送り出している英国のダニー・ボイル。脚本はボイルといつもコンビのアレックス・ガーランド。主演のキャパは「麦の穂をゆらす風」(カンヌ映画祭パルムドール受賞)のキリアン・マーフィ。船長に真田広之(僕はFOXに頼まれてキャスティングを手伝ったが、本来はチョウ・ユンファに決まっていた。国際俳優として名が通っている彼が第二候補だった)。

   他に「ファンタスティック4」のクリス・エヴァンス。マレーシア生まれで、香港で活躍する「SAYURI」のミシェル・ヨー。オーストラリアのローズ・バーンは「マリー・アントワネット」に出ている。ニュージーランドのクリフ・カーティスは、母国の伝説を世界に広めた「クジラの島の少女」に主演。アメリカ人ハーヴェイ役のトロイ・ギャリティの母は、あのジェーン・フォンダ。

   2057年、太陽が消え去る危機に瀕している。太陽熱が衰え地球は冷え切り、人類は滅亡の寸前。唯一救済の方法は、宇宙船イカロス2号が巨大な核装置を太陽に投下して惑星を再生させ、エネルギーを復活させること。冷静沈着なカネダ船長(真田)の指揮下、エンジニア、科学者、パイロットたちで構成される男女8人の乗組員たちが太陽めがけて飛び立つ。

   ここから乗組員が一人一人消えて行くアドベンチャーが始まる。宇宙船の窓から差し込む太陽光は殺人光線になるほど強く、ドラマの要素になっている。宇宙船と言えばやはりエイリアン。出ました!まさかと思うがとんでもない人物がエイリアンだ。真田演じる船長は生真面目でクルーを良くまとめ、船長でありながらパネル修復のため船外に出るが、思わぬ事態に遭遇する。

恵介
オススメ度: ★★★☆☆
サンシャイン2057(SUNSHINE)
2007年アメリカ映画・20世紀フォックス配給・1時間48分・2007年4月14日公開
監督:ダニー・ボイル
出演:キリアン・マーフィー/真田広之/クリス・エヴァンス
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