2018年 7月 19日 (木)

「忘れられたデジタルラジオ」思わぬ脚光

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エレキ君

忘れられていたデジタルラジオが4月から本格化。昨年12月にKDDIが受信機能を搭載した携帯電話を発売したことがデジタルラジオの背中を押した。

アドバ君

KDDIは昨年12月、デジタルラジオを受信できる初めての機器となる携帯電話1機種を発売し、2月に2機種、3月に1機種を追加発売。またピクセラも3月からウィンドウズ・ビスタ対応のパソコンに接続する受信機をネット販売した。

テレビ君

ラジオ局も久しぶりに元気。TOKYO-FMは若者向けの「アグレッシブライフスタイルチャンネル」、中高年向けの「ハイクオリティチャンネル」、「ニュースチャンネル」の3チャンネルで挑む。TBSラジオの「OTTAVA」(オッターヴァ)はクラシック音楽に特化。文化放送とNACK5が共同運営する「UNIQue!(ユニーク)」はアジア情報とアニメ・ゲームに力を入れる。

エレキ君

デジタルラジオは2011年に地上波のデジタル化で空くVHF帯で放送開始する予定だった。しかし、地上デジタルのワンセグ放送が06年4月から始めることに危機感を強め5年前倒しで一緒にスタートすることになった。

アドバ君

それが駄目になった。番組ラインナップなど準備不足もあって06年4月の本放送を断念。在京ラジオ局5社が中心となって事業会社設立の動きも合ったが、総務省が「VHF帯の利用者はラジオに限らない」と表明したことから状況が一変した。

プレス君

そうしたなか、受信機能を持つ携帯電話が登場したことでデジタルラジオは思わぬ脚光を浴びることになった。これ以前は、デジタルラジオの受信機は「全国で数十台」と冷やかされていたほど。

テレビ君

光を浴びたとはいえデジタルラジオの今後は順風とはいえない。6月に総務省がVHF帯利用の答申を出す。ここで、デジタルラジオに割り当てが明記されれば勢いがつくが、「今回の答申はそこまで踏み込まない」という声も強い。デジタルラジオに疑心暗鬼のラジオ局があるのは、こうした事情があるようだ。

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