2024年 5月 5日 (日)

「あとのほうは東国原知事のへりくつ」

   宮崎県の「営業マン」で多忙の日々を送る東国原知事が、昨日の定例記者会見で、県政担当の記者とバトルを演じた。バトルのテーマは知事が「定例記者会見は必要か?」と提起したことから。知事はPRにかまけて、基本的なことについてはまだ勉強不足では?

   バトルは、まず知事が「会見を始める前にお尋ねしたい。定例記者会見は必要ですかね? 必要ならやりますが」と、質問したことから始まった。以降の経緯は――

   記者「何故、必要かと聞かれるのか」

   知事「会見は物事が起きたときにその都度やればよいと思っている」

   記者「県政のトップにいる知事としては稚拙な質問。軽視につながる」

   知事「軽視はしていない。ムダな会見はなるたけカットしたいと思っている」

   記者「カットしてもいいと思っていること自体が軽視だ。侮蔑している」

   知事「あなたたちが聞きたいことは必ずしも県民が聞きたいこととイコールとは思はない。聞かれた内容を全部載せてくれますか、でないと県民軽視ですよ」

   このやり取りを聞いた大谷が「後半は知事のへりくつ。稚拙といわれても仕方がない。会見は事が起きた時にやればよいというが、これをやると知事が都合の悪い時も開かなくなる」と正論。

   東国原知事は、時間のムダと思っての発言のようだが、知事が一方的に感じているだけ。民主主義には必要な「ムダ」もある。

文   モンブラン
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