金曜深夜の「ゆったり系」 疲れた頭と心に最適(モヤモヤさまぁ〜ず2)

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   「モヤモヤさまぁ〜ず2」はテレビ東京で金曜深夜1時から放送されている新番組(2007年4月13日放送開始)。さまぁ〜ずと大江麻理子アナの3人が、テレビ的には「何もない」マイナーな街をブラブラして、「モヤモヤ」する番組である。

   こんな無謀な企画だが、今年のお正月のお昼にSPを放送したら意外にも好評だったため、春からレギュラー化となった。この金曜25時~という枠は、数年前から3ヶ月交代で挑戦的なバラエティーを放送している、いわば「名門実験枠」だ。そこに「怒りオヤジ」以来2年ぶりにさまぁ〜ずが帰ってきた。期待せずにはいられない。

   正月のSPの時から、突っ込みどころ満載(番組では「モヤモヤPOINT」と表現)。タイトルも、この「2」は正月のSPの「1」の続編からという理由ではない。SPの時から「2」だった。「1」はないのに「2」なのだ(ちなみに似たように「2」のない「怒りオヤジ3」とスタッフがかぶっている)。

   おまけにナレーションのショウ君は、たまにイントネーションがおかしい。それもそのはず、ショウ君はペンタックスの音声合成ソフトによるいわば機械の音声。なんとも安上がりだ。

   訪れる街でもモヤモヤPOINT満載。SPと初回に2度訪れた北新宿では、千円で何が出てくるか判らないという、“夢の自動販売機”に遭遇。一応ニンテンドーDSなどの写真も貼ってあるが、実際はよく知らないブランドの文房具セット等モヤモヤしたものばかり。

   更に、2回目に訪れた時は三村が前回も引いたラジオをもう1回引いたり、大江アナが千円を入れて千円がもどってきた(これは自販機によくあることだが)にもかかわらず商品が落ちてきて、実質タダになるなど、奇跡的なモヤモヤも続発する。ただ、番組の性質上、こんな面白いことが起きないかもしれないという恐怖も隣り合わせ。でも、その綱渡りっぷり(ドキドキ感)がこの番組の魅力のひとつなのだ。

   モヤモヤづくしの番組だが、ゆったりした時間が流れていて、お店や人も人間味が溢れていて、なんだか癒される。まさに金曜深夜の疲れたときに見るには最適の番組かもしれない。

   ※モヤモヤさまぁ~ず2

文   鯖野かサバり
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