「ニッポンの選挙」追った映画 6月9日から公開

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   日本の「ドブ板選挙」の実態を生々しくとらえたドキュメンタリー映画「選挙」(想田和弘監督)が2007年6月9日から、東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムなどで公開される。

映画「選挙」の主人公はそれまで気ままな切手コイン商を営んでいた山内和彦さん(c) Laboratory X, Inc
映画「選挙」の主人公はそれまで気ままな切手コイン商を営んでいた山内和彦さんだ
(c) Laboratory X, Inc

   「選挙」は、2005年10月の川崎市議補選に自民党の落下傘候補として出馬した「政治の素人」が、街頭で名前を連呼し頭を下げまくる「日本型選挙」に戸惑いながら、初めての選挙戦を戦うさまを追った密着ドキュメンタリーだ。「選挙のプロ」である自民党の議員やスタッフに、演説のやり方から握手のコツまで細かく指導される主人公。「電柱にも頭を下げろ」と言われたり、子供の運動会の開会式でスーツ姿で体操したりする姿は、07年2月のベルリン映画祭で大きな驚きをもって迎えられたという。

   公開にさきがけて6月5日には都内で議員限定試写会が開かれた。上映後、関芳弘衆院議員は「選挙に関わったことがない人が見たら特異と思うかもしれないが、これが日本の典型的な選挙だ」と話し、早川忠孝衆院議員も「日本の選挙について本当のことを知るためには貴重な教材だと思う」と語った。

   7月に参議院選挙を控えて選挙ムードが日に日に高まっているが、選挙の舞台裏をのぞいてみたい人にはぴったりの映画だ。

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