「温泉付きマンションなど再点検を」

印刷

   東京・渋谷の高級住宅街で起きた温泉施設の爆発事故は、過熱気味の温泉ブームに冷や水を浴びせた。とくダネ!には今橋正征・東邦大教授が生出演し、原因を探った。

   千葉県を中心に東京の東部を含む一帯は、「南関東ガス田」と呼ばれ、水に溶けた状態で高圧の地層に天然ガスが埋蔵されている。昔から「関東天然瓦斯開発(株)」などが天然ガスを生産、千葉県内に都市ガスとして供給しており、過去に地盤沈下なども起きている。

   05年2月には東京・北区で温泉を掘削中、温泉水に混じった天然ガスに引火し10メートルも火柱が上がる事故が起きている。都内で掘削された温泉水に天然ガスが混じっていることはよく知られていたのに、なぜ事故が起きたのか。

   今橋教授によると、温泉水からガスを分離するセパレーターが機能していたかどうか。また、温泉水から分離した後の天然ガスは、大気中に逃がしており爆発することはない。今回は、地下室で汲み上げる際、たまったガスを大気中に逃がすようになっていたかどうかだ、という。

   施設を管理するユニマット・ビューティーアンドスパの宮田晴美社長は「機器の点検は外部に委託していた」という。だが、最後に点検したのはいつか、ガスを外部に逃がす仕組みは作動していたのかなどに、番組では触れずじまいだったのは残念。

   キャスターの小倉智昭は「温泉ブームで温泉付きマンションもどんどん増えている。再点検が必要です」と、繰り返し念押し。相変わらず事故が起きてから対応する行政の姿勢も問題だが、やらないよりはいい。

文   モンブラン
  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

注目情報PR
追悼
シニアの健康ライフ
Slownetからのおすすめ記事(提携)

お知らせ

電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中