東国原、韓国へ「日本のメディア向けの作戦だ」

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   一地方知事の外遊がそのまんまニュースになる。他社に右習いでスパモニも密着取材――。トップセールスの戦略は実は国内向けだったことに焦点を合わせた。

ニホンの報道陣が26人も同行している・・・

   なんともはやの光景だった。東国原知事は7月4日、韓国入りをした。公務は県内の商工団体代表らとともに定期便増便や観光客誘致。チャーター機に同行したのは一般の2泊3日のツアー客200人。

   その夜にはツアー客の夕食会に飛び入り参加して、ここぞとばかり芸能タレントぶりを発揮した。軽妙なトークで抽選会を盛り上げる。熱狂、握手、記念撮影・・・旅の恥はかき捨てのお祭り騒ぎ。

   「いままではヨン様だったけど・・」とド派手ファッションのおばさんが呵呵大笑。

   昼は公務で、夜はヨン様モードの軽薄なアイドル。ワイドショーとしてはおいしいネタだろうが、宮崎県知事はおばさん客を韓国に引き連れた売れっ子ホストだった。

   ゲストからは声ひとつ出ない。全員あきれ顔。

   公務では、韓国の関係当局におみやげとして神楽面を手渡した。宮崎・高千穂の神話を題材とした鬼とおかめの木彫りのお面だ。

   「韓国を通してニホンの皆さまに宮崎を知ってもらえればと思い・・」と東国原知事。本国に向かって県内のスピリッチャルな面をアピールするという作戦だった。

   「韓国の人には興味がない神話を持ちこんだのは、ニホンのメディア向けでしょう。したたかに計算したセールスですね」(中村伊知哉・慶応大学教授)

   「今度のツアーにニホンの報道陣が26人も同行している。これは韓国に行って、ニホンの人に宮崎に来てくださいという作戦だ」(鳥越俊太郎)

   振り回されているのはマスコミだ――といわれてもスパモニだってれっきとしたマス・メディアだ。いくらチクリとやっても説得力がないよー。

   ひとり勝ちの東国原知事の高笑いが聞こえるよー。

文   初代不良家 | 似顔絵 池田マコト
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