2024年 4月 26日 (金)

公費で「ラベンダー観光」 愛知のトンデモ市議

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   政務調査費で出かけた北海道で会議をさぼり観光、富良野でラベンダーの花畑でぶらぶら。愛知県豊明市議の16人のご一行さま。

警視庁の特捜部も真っ青の動かぬ証拠

   これが問題になると、さぼって税金でるんるん観光していた一部の市議たちは「反省してます」と約130万円を返還した。

   この1件だけでも「チホー議員」なのだが、保守系最大会派の市議と会長の伊藤清市議はスパモニのインタビューに「すべてノーコメント」「行ったような行かなかったような・・・」とガキのような対応だった。なかには「そりゃ、国会議員だっていっぱいおるやないの」とサイテーのいい訳をする始末だ。

   さらに――伊藤清市議は"公費でさぼり"を全否定、しかも選挙期間中に有権者に郵送したハガキで「そのようなことは一切していない。証拠とされている写真はその2年前に撮ったもの」と居直った。ウソにウソを重ねた選挙活動は公選法の虚偽事項公表罪にあたる。

   <新スパモニ・オンブズマン>は張り切った。ラベンダー畑の集合写真などを細かく分析した。伊藤清市議が主張している写真は、まさにさぼり現場だった――

   「越後屋、お主も悪い奴やのう」俳優・原田大二郎がおどけていう。そこまでシラを押し通すのかい・・・ひやかしだ。

   ジャーナリストの大谷昭宏は「警視庁の特捜部も真っ青の動かぬ証拠だね。不信感で耳をふさぎたくなる」と断じた。

   村田晃嗣・同志社大教授のコメントには説得力があった。「公職にあるものがウソを重ねることは市民の目をだましていることになる。さらに子どもたちにも多大な影響を与えてしまう結果になる」

   逆説的だが・・・国会議員はもちろん、「チホー議員」は<新スパモニ・オンブズマン>を警戒するように。

文   初代不良家| 似顔絵 池田マコト
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