岡本信人「男の喜びを捨てて、安定政権に入った人生」

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   TBSの人気看板番組「ズバリ!言うわよ」が当夜迎えたゲストは、俳優生活44年で一度も主役がないという岡本信人。ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」で中華料理店「幸楽」の店員役を長年つとめるが、渡鬼ファンの細木数子先生によると、「つまらないラーメン屋の親父」「居てもいなくてもどうでもいい役」である。

岡本信人はバラエティーが非常にうまい。もっと前に出たら?

   番組進行役のくりぃむしちゅー・有田は「地味で(存在が)薄い)」岡本の仰天エピソードを暴露する。なんでも、岡本は某局の「いつみても波瀾万丈」なるトーク番組に出演する予定で事前取材を受けた。ところが「人生に波がなさすぎ」との理由で、スタジオ収録前日にキャンセルされたのだという。

   しかし、この番組は、そうしたゲストの扱いには慣れており、無理矢理、バラエティー化することに長けている。事前の予想では、「渡鬼」のおもしろマル秘エピソード続出――と見られたが、この方面は意外に薄かった。

   「(渡鬼は)ラジオドラマである」と岡本は言う。夕食の片付けをしながらでも筋が追えるように、台詞が長く説明的(前田吟が一人で10数分喋り続けたことも)なのだそうだ。印象深かった話はこのぐらいであった。

   細木センセイが乗ってきたのは、「野草」ネタだった。岡本は道ばたのタンポポやドクダミ草などを摘んで食べるのが趣味で、野草本まで著している。これを「スゴイよ」とほめるカズちゃん。「私ら戦時中はね~」と回想しはじめると同時に、BGMが流れ出す。「ここから、ありがたい教えですよ」と重要箇所にアンダーラインを引くように教えてくれるのだ。間違っても、トイレタイムの知らせではない。

   せっかくのご法話だが、話が長かったのでやや省略。「草を食べれたら良かった時代を生きてきた。今は、みんな言わなくなったけど、そういうことも知ってください」と言って、訴えを締めくくった。

   その後の鑑定では、「男の喜びを捨てて、安定政権に入った人生」と断じた。岡本45、6歳のころ、浮気が燃え上がりそうになったが、女房の手綱に従ったそうである。岡本は「ええ、ありましたね」と目を瞬きながら肯定。相変わらず、過去のことは抜群に的中率の高いセンセイだ。

   最後には「バラエティーが非常にうまい。まだまだ、これからというパワーがみなぎっている。もっと前に出られては」とアドバイスを贈る。波瀾万丈のスタッフも見抜けなかった岡本の真価をズバリと指摘。さすが貫禄のセンセイである。

   さて、次週のズバリ!は――と流れた予告は、再来週8/7放送の「細木数子・イン・アメリカSP」…。で、来週は!? 教えてくれないので調べると、女優・タレントの大西結花が出演予定だとか。お楽しみに!

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
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