疲れる、ハラが出る、守りに入る「男の曲がり角は34.7歳」
女性には「お肌の曲がり角」という言いかたがある。
肌のツヤっぽさの後退、見た目がおばさん化・・・どうも天敵らしい。そこで化粧品の選択がちょっと変わるようだ。
これは化粧品メーカーの策略ではないか。フツーの男の見解だ。
スッキリ!!のスタジオはリラックス・タイム。リポーターの山岡三子が質問。男の曲がり角は何歳でしょうか?
「ぼくは35歳だったね。それまでは暴飲暴食OK、何をやっても体力の消費構造が変わらなかった。でも35歳からダメ、疲れるし太り始めた」(江田けんじ)
そういえば、顔が丸くなった。
「ぼくの場合は36歳ですね。何じゃコレという感じで急に涙もろくなった」(加藤浩次)
テリー伊藤はこういう話題になるとカッコつける習性がある。精神年齢の若さをキープしようと努力しているのは、あの日替わりのグラサンにド派手なカッコを見れば一目瞭然。だからこそこんなキザなセリフが出るのだろう。
「曲がったのは50を過ぎてからだね。もののあわれを感じるようになった」色眼鏡の奥の目ん玉が照れている。
ライオン(株)が20代から40代の男性を相手にアンケート調査。そのデータ結果によると――男の曲がり角は34.7歳。
(1)体力面 疲れやすくなる
(2)外見上 おなかが出る。髪の毛が抜ける
(3)精神面 物事に守りの姿勢になる
男性の一員としては納得できる。やんちゃして飲酒すると二日酔いがひどい。無意識ながら、考え方が保守的になる。
ところで、スタジオの花・阿部哲子アナは? すかさずテリーが「やっと曲がったのは昨年」とよいしょ。これは老年化現象。その哲子さんがしめくくった。
「男性も女性も一緒に曲がると怖くない、でしょ」