関西で横行 ゲーム感覚の少年犯罪「かごダッシュ」

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   「さて、次は庶民的なニュースです」(小倉智昭キャスター)と、神田うののド派手披露宴のあと、関西方面で横行する、コンビニ店員の虚をついた「かごダッシュ」と呼ばれる少年たちの荒っぽい万引の手口を取り上げた。

庶民的なニュースです・・・

   この「かごダッシュ」が明るみに出たのは、先週10月6日未明に起きたコンビニ・アルバイト店員刺殺事件。最初は万引だが、捕まるのを防ぐ目的で刺殺したので「事後強盗殺人」にあたるだろう。

   事件があったのは、大阪府寝屋川市の「セブンイレブン寝屋川高宮店」。午前0時50分ごろ、男2人が備え付けの買い物かごに缶ビール6本、菓子類、アイスクリームなどを入れて金を払わずにそのまま逃走した。

   気付いたアルバイト店員の上内健司さん(27)が追いかけ、店から数十メートル先で捕まえたが、もみ合いになり男に左胸を刺され死亡した。男たちは待たせてあった車で逃走したが、事件後数時間たって、父親に付き添われた19歳の少年が寝屋川署に出頭。もう一人の少年(15)も逮捕された。

   この「かごダッシュ」と呼ばれる万引きは、5年ほど前から一部の少年たちの間で横行している。その手口は、欲しいものをかごの中にいっぱい詰め、店員の前をダッシュして逃げるという、単なる万引とも違う荒っぽいもの。

   少年犯罪に詳しい花園大学臨床心理科の橋本和明教授は「コンビニ店員を人と見ていない。人とのつながりが希薄な最近の若者の典型的な姿だ」と指摘、傾向にそれがはっきり表れているとか。たとえば、少年犯罪の主流だった「万引」や「恐喝」が減少し、「かごダッシュ」や「ひったくり」が増加しているのだという。

   小倉は「ひったくりは言葉の部分をはしょって奪い取るというわけだ。かごダッシュもゲーム感覚でやっているのですかね。少年は『ナイフ1本で何でもできる』と自慢していたらしいね」

   捕まえて言葉で説得したくても、聞く耳持たずで、いきなり「ブスッ」。ナイフを持っているかどうか分らないから結局、黙って逃がす以外に手がない。となるとコンビニはまさに犯罪天国?

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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