「小2刺殺」元捜査一課長のカン「犯人は小動物いたぶるタイプ」
「最初は男に叩かれたと言ったそうですね」とみのもんた。
――きのう午後6時過ぎ、突然キャーッという声、小2の女の子が自宅前でうつ伏せに倒れておりました。
「男に刺された」と書かれたパネルの文字をみのもんたが復唱。その声は沈んでいる。
兵庫・加古川市の住宅街。小学2年の鵜瀬柚希(うのせゆずき)ちゃん(7歳)が自宅の前で右胸と腹の計2か所を刺されていた。・・・約1時間40分後に死亡。
勉強はコツコツがんばり、いつもニコニコしている活発で話好きの子。近くの公園で姉妹や友達と鬼ごっこなどで遊び、自転車で自宅に戻ったその時だった。「ただいまー」というはずの言葉が悲鳴になった。
朝ズバッ!はこの痛ましい事件を「新聞よりくわしい内容」で取り上げた。
翌日にはイモ掘りの行事、今月末に行われる音楽会では鍵盤ハーモニカの発表を楽しみにしていた・・・。
スタジオには田宮榮一・元警視庁捜査一課長。「元デカのカン」で事件の犯人像を推測する。
刺した男は現場から逃走した。「何の理由もなく弱いものをいたぶるように殺してしまう。犯人は自転車でさーっとやって逃げて行ったんだろう。そうなると土地カンのある者と思われます」
「こんな凶行に走るのは、弱いものを、例えば小動物の犬や猫を平気でいたぶって自分の欲求不満を解消るのが好きなタイプだと思われますね」
目撃者はいない。現場の捜査は聞き込みが主体になる。「近所の住人の協力が必要です」
と元捜査一課長。「ふだんから小動物などをいたぶっている人物像を浮かび上がらせることですね」
このコメントを受けて、みのもんたが声を高めていった。
「(犯人を)必ず誰かが見ているはずです!」情報提供の呼びかけだ。