「亀田反則」効果 内藤スポンサー、売上1日100万アップ
反則騒動の渦中にある亀田大毅選手(18)がきのう(10月18日)朝、内藤大助選手(33)の自宅を訪ねて、直接謝罪していたことがわかった。「スッキリ!!」でテリー伊藤が「内藤選手と直接話してみたら」と言っていた、ちょうどその時間だった。
両選手の自宅は直線距離で2キロほど。父の史郎氏が自宅前で記者団の注意をひいている間に、裏口から抜け出したらしい。前夜、例の無言の会見のあとで内藤選手に関係者から電話があり、「いまから」というのを、内藤選手が「遅いから翌朝に」としたのだという。
内藤選手は、落ち込んでいる大毅について、「気にするなよ、と声をかけたら良くなるのなら嬉しいし、来るのなら受け止めたいと思います」と言っていた。それがニュースで流れたのを、見ていたのかも知れない。
内藤選手は「自宅まで来られてびっくりしたが、直接謝罪を受けて誠意は伝わった。素質のある選手なのでこれからもがんばってほしい」とのコメントを出しただけで、具体的にどんな言葉で謝罪したのかは、わからないまま。
ただ、その場で携帯電話で史郎氏とつなぎ、史郎氏も「ご迷惑をおかけして申し訳ない。これからもがんばって」と話したという。また、これとは別に、亀田興毅選手が日本ボクシングコミッションに電話で謝罪したという。
加藤浩次が「これでとりあえず、収束でしょうか」といった。
テリーは「大毅は内藤選手みたいなの好きなんじゃないの? 兄貴みたいな。内藤選手は昨日はテレビに出てこないでファクスだけ。かっこいい」
「そうなると、内藤選手にはずっとチャンピオンでいてもらって、(大毅が)復活したときに(対戦を)見てみたい気もする」と加藤がいうと、「そのためには、いいトレーナーにつかないといけない」とテリー。
番組はこのあと「無言会見を徹底検証する」と称して、もろもろ仮説を並べた。曰く「処分ショック」「連勝ストップショック」などなど。だが、もはや全くの蛇足。
それより、内藤選手のトランクスに大きく書いてあった「保険見直し本舗」の話が面白い。大毅が内藤を反則で抱き上げたために、このスポンサー名が一気に注目されて、保険相談の売り上げが、日に100万円以上アップしたのだという。まさに、反則の効果だ。
また、内藤選手がただ勝っただけならそれで終わったはずが、反則のお陰で、キャラのやさしさまでが伝わった。その効果を指摘する声もあった。後援会の会員も増えているそうだ。
「内藤選手のキャラよかったですもんねぇ」と加藤。
するとさかもとが、「無言会見の大毅」を漫画にしてみせた。これがなかなか。「眠い 容量オーバーでダウン」というもので、絵の方もさすが本職。いつものずっこけトークとの対照が新鮮だった。
加藤が「もっと描いてくださいよ」といったが、確かにもっと見てみたい。