倫理・法律は「蜘蛛の網」?弱い者だけが捕まるのか?
2007.10.30 12:42
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防衛省の前事務次官(夫妻)が友誼に厚く、度重なるゴルフの誘いに応じていた問題では、「恥ずかしいですね」(赤江珠緒キャスター)と、怒りよりは呆れのムードが支配的であった。
元検事の大沢孝征弁護士は、正義のこぶしを振り上げる。コンプライアンス無視の最高幹部は「倫理・法律なんていうのは蜘蛛の網と考えてるんじゃないか」。そのココロは!? 「強い者は破れるけど、弱い者は捕捉される」
今後、政治家等が絡んだ"政界大疑獄"へ発展するかも――と番組は言う。しかし、この手の疑惑はたいてい「玉虫色」か「大山鳴動~」で終わってしまう。
本当にシロだったのか。昔の中国の人が「天網恢々疎にして漏らさず」と言ったそうだが、それから時を経て、天の網も蜘蛛の網なみに脆くなってたりするのかもだ。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト