生活保護悪用! でも寝ぼけたコメント

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   今日はコメンテイターの末吉竹二郎がめざましく活躍していた。この方、大手銀行に勤め、米国勤務も長かったという国際金融アナリスト。いかにも抜け目ないビジネスマンタイプに聞こえるが、それとは対称的な品の良いソフトさで、喋りはおっとりマイルド。ときとして視聴者を安らかな眠りへと誘うのだが、今日は違った。

なんでこんなバカなことが!?

   米国サブプライムローン問題(と今後)をわかりやすく解説。番組後半では、自・民の国会議員を前に「『ねじれ国会』という言葉はおかしい。悪いことのように聞こえるが、民意の反映なんだから(悪くない)」的指摘をし、環境問題でも熱弁をふるう。

   しかし、北海道滝川市の事件へのコメントはちょっといただけない。生活保護を受けていた夫婦とタクシー会社の役員が「結託」して、1年間半に2億円以上ものタクシー代を市から引き出した。夫婦はその金でリッチな生活をしていたとか。「なんでこんなバカなことが起きたのか」(みのもんた)

   番組によれば、生活保護受給者は(自家用車が持てないので)、治療を受ける際には、タクシーなど交通費を市側が負担し、タクシー会社に代金を払うことになっている。それを悪用し、相場の何倍ものカネをボッタくったのだ。

   そこで、末吉曰く、「市はタクシー会社にお金を払ったんですよね。会社はおかしいと思わなかったのか?」。その前のVTRで「共謀して」と説明済みなのに、みのを見習って居眠りでもしていたのか、事件の基本構造を理解していなかったようだ。その一瞬、スタジオにはしらけた雰囲気が漂っていた。

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
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