農水大臣は役人の「味方」か 渡辺行革相、官房長官ともバトル

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    スパモニはこの問題ではやけに元気だ。きょう(12月6日)は、渡辺行革担当大臣が、横浜・旭区にあるポリテクセンター(関東職業能力開発センター)を視察した。一昨日の番組でとりあげた「私のしごと館」と同じ雇用・能力開発機構が運営する職業訓練機関だ。

言葉に気をつけろとでも?

   ここでのポイントは、職業訓練を受ける人の内訳。(2006年度)

   離職者訓練(施設内)   3万2800人
   離職者訓練(外部委託)  9万9738人
   在職者訓練        8万1910人

   本来離職者向けのはずが、在職者の方が多いだけでなく、外部委託も多い。「民間にしていいのではないか」というわけだ。所管する舛添厚労相もきのう視察に訪れているが、玉川徹の質問に「なるほどね。官とか公がやる仕事への信頼性の問題だと思う。金がいくらかかっても、それだけの実績が上がればいいわけで、そこを勘案する」と答えていた。

   玉川が現地から「立派な建物、いくらかかったか分からないというんですが、さらに立派な体育館まである。なぜ職業訓練施設に体育館が必要なのかわからない。職員の宿舎もある」とレポートする。

    これがすべて雇用保険のお金である。かつて4400億円もかけて全国に作った施設が二束三文で売却されたのは、年金での「グリーンピア」といい勝負。

   玉川はここで、月曜日からの大臣折衝を整理したが、厚労省以外は、国交省、農水省、経産省、文科省と軒並み「ゼロ回答」だ。

   若林農水相は「6法人統合なんて乱暴な話で、わかりましたとはいえない。わたしはここに25年いたんだから」といったが、渡辺行革相は「若林さんはもともとここの人で、政治家というより役人そのもの。全然納得できない」と言い切る。他省のゼロ回答にも「立証責任は向こうにある」と完全な閣内ガチンコバトルだ。

   小木逸平が「いくらかかったかわからないとは?」といぶかったが、玉川は「雇用保険をいくら使ったのかわからないという答えだった」

   鳥越俊太郎は「こんなものをつくってホントに役に立ってるのかと思いますよね」

   玉川は「役には立っていますが、実際の利用は民間が多いんだから、民間にやらせていいんじゃないかと」という。「費用対効果ですね」(鳥越)

   そしていよいよ渡辺大臣到着。視察が始まったのだが、突然町村官房長官から電話があって叱責されたという。渡辺大臣が電話を受ける映像も映っている。

   鳥越が「スパモニを見て、言葉に気をつけろとでもいわれたのか」といった。若林農水相についての「役人そのものだね」あたりが、ひっかかったんだろう。

   そんなこといっていて、選挙に勝てると思ってるんですかね、官房長官。大臣だからと票になったのは昔の話。いまは露出度が高いだけに、イメージが悪ければ大きくマイナスに働く。

   渡辺大臣はきょう財務省で額賀大臣と折衝する。このところ別の話で散々マイナスイメージを作った人だ。どうなることやら。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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