「殺害女性へ一方的に好意」説の根拠 佐世保銃乱射

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   長崎・佐世保のスポーツクラブで2人を殺害し、自殺した馬込政義容疑者(37)が、殺害した女性の倉本舞衣さん(26)に好意を寄せていたらしい情報が集ってきた。

アメリカ型で備えないと

   いろいろな証言が出ているが、ひとつのシナリオに収斂していくかに見える。

   ・ 11月、就職の面接で「金曜日には休みたい」といっていた。金曜日は倉本さんが水泳のレッスンをする日だった。
   ・ 馬込容疑者は、6月にクラブに再入会し、ジムでのトレーニングが主だったのが、最近は見かけなくなった。が、プールサイドで、倉本さんをジッと見ている姿が目撃されていた。
   ・ 夏以降生活に変化。350万円の高級車、釣り用の船を購入。髪を整え身ぎれいにしていた。
   ・ 倉本さんの知人男性が、一週間ほど前、倉本さんと2人でいるところを、馬込に見られたといっている。
   ・ 犯行当日の14日、14時前に馬込はクラブを訪れている。倉本さんの勤務を確かめたものか。
   ・ 19時、迷彩服で入ってきて、真っ直ぐにプールに向かい、発砲を始めている。
   ・ 子どもたちを避難させた倉本さんを追って、コーチ室で射殺。

   馬込容疑者はまた、射殺した藤本勇司さん(36)と友人をクラブへ呼びだしている。指定した場所は、プールの観覧席だった。しかし2人とも観覧席には入れず、ロビーにいた。藤本さんは撃たれたが、もう一人は撃たれていない。ほかに居合わせた人にも発砲していない。

   では、藤本さんはなぜ殺されたのか。なぞ解きになった。

   「一方的に倉本さんに好意を寄せていた?」(赤江珠緒)
   「観覧席から見せようとしたのかもしれない」(若一光司)
   「藤本さんは、止めようとして撃たれたのではないか」(森永卓郎)
   「自分は防弾チョッキまで着込み、それに酔っていたようなーー」(赤江)

   大沢孝征は「犯罪の伝搬性だ」という。「アメリカで起こった乱射を日本でもやってみたいという例ではないか」という。

   若一は「アメリカの例でも、迷彩服を着てましたね」

   大沢は「こうなると、社会も警察もアメリカ型で備えないといけない。猟銃の許可は一度与えたら、弾を買うのも何も野放しでしょう。これを何とかしないと」

   「見直す時期にきているとーー」と赤江。

    「そう、今後大量の人を殺そうという人間が出てくるかもしれない。根本的に変えないといけない時期にきているのではないか。その警鐘だと思う」という大沢の見方は説得力があった。

   しかし、問題はその大元、馬込容疑者がなぜそうなったのか。これは重い課題だ。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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