2024年 4月 27日 (土)

「しょこたん、かかって来なさい」状態 読売女性記者「戦隊愛」

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

   私の朝の日課と言えば、NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」をベッドの中で、ウダウダ見て、二度寝をしつつ支度をし始めて朝ご飯。その後日テレの「ラジかるッ」を見ながら仕事をしはじめる・・・そんな毎日を送っている。関東ローカルながら、出演者揃いと企画力に脱帽の「ラジかるッ」は、アイディアが詰っていて、私の朝には欠かせない番組だ。その木曜レギュラーに、読売新聞文化部記者の鈴木美潮さんがいる。

   以前から、読売新聞上のコラムを拝読していたのだが、テレビでの簡潔で、的を得たコメントがまたうまい!先日は、大の特撮モノ・戦隊マニアとして番組内で主題歌を披露されてもいた。う~ん、なんとかこの方に某公共放送の番組に出演願えないだろうか・・・ 随分前から考えていた。いったい何がいいのか?戦隊企画?特撮企画?これはなかなか 企画が通りにくい。そこで、既に通っていた企画のブッキングが思い当たった。

   それは、映画。2007年映画界の潮流を世相に反映しながらトークを展開するという趣旨の番組。これならば、新聞記者の立場上、世相解説もしていただきながら、特撮映画の話もしていただける!よし、これしかナイ!! 勢い勇んで出演交渉し、即OKのお返事!ヤッタ!ヤッタ!ヤッタ~!!

   そして迎えた本番、初の公共放送ご出演となる鈴木美潮さん。緊張されているかと思いきや、全くそんなそぶりナシ。さすが姐御っす。しかし実際お会いして驚いた。テレビで拝見するより、はるかにお美しい!(美潮さんゴメンナサイ)肌もツヤツヤ、メイクもバッチリ。ネイルもグリーンのラメの配色をしていて、ここはやっぱり筋金入りの戦隊マニアなのかしら・・・と思わせる雰囲気。しかし、グリーンのネイルアートをしている記者がいる読売新聞社もステキだ。と、しばし見とれてしまった。が、戦隊モノの話になると、俄然目をキラキラさせてこちらが話に入る隙間を与えないほどの炸裂トークが始まる。

   そもそも、特撮や戦隊のヒーローは、「握った拳は平和を守るために挙げているんです!」 戦いたくて、戦っているワケではないのだと強調。さらに、美潮さん曰く、仮面ライダーやゴレンジャーなど、ヒーローは世界のどこかに存在している人、彼女にとっては王子様なんだとか・・・あれは作り物ではないの!と、これまた熱弁。仮面ライダーの主題歌を聞いただけで、鳥肌が立って目が潤んでいたのが印象的。

   これだけではただのマニアなのだが、美潮さんのスゴイところは、やはり話に説得力があるところ。特撮ヒーローを大人は子供向けだとバカにするが、あのメッセージにもう一度耳を傾けて欲しい。子供向け映画から出発したディズニーが、正当な評価を受けているように、日本のヒーローものも、ちゃんと評価してほしい!とアピール。これほどまでに特撮ヒーローを作りつづけている国は日本以外になく、かつてウルトラマンシリーズに学んだスピルバーグ監督らが、大ヒット作品を手がけているのを見ると、悔しい・・・と。なるほど。ここまで言われると、 戦隊モノをこの年末見ようかなと、チラっと思ったりもする。なんにせよ、先入観で物事を決め付けてはイカンのですな。反省、反省・・・

踊るオサムン
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