現代アート「華麗」なる3K職場とは

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   今、"現代アートがアツい"ということは皆様ご存じの通りだが、私自身未だにあの世界は、何がなんだかよく分からない。一体何を表現したいのかがよくわからないものが多い。頭で考えてもよく分からないから、感覚で見る。そうしたら、何か感じるものがあるから面白い。だから金沢の21世紀美術館にはよく行く。

   今回の「プロフェッショナル 仕事の流儀」ゲストは、現代アートの影の仕掛け人とも言うべきキュレーター、長谷川祐子。展覧会の企画を仕事とする人だ。金沢の21世紀美術館の立ち上げにも大きく関わった人なのだとか。

   展覧会の企画と一口にいっても、仕事は多い。展示物の配置から展示品の選択。選択と言っても既存のものを借りてくるだけではない。展覧会の趣旨に合わせて美術家に新たに作品を作ってもらう事も多い。番組中、ただいま東京都現代美術館で展示してある建築家・石上純也氏の作品"四角い風船"の制作風景が放送された。超巨大な1トンの箱にヘリウムを詰めてそれを浮かすという作品だが、完成の間際に肝心のヘリウムの在庫が無いことが判明。そんなトラブルの時も長谷川が必死に手配した。彼女の仕事は激務である。"美術に関わる仕事ってカッコいいかも"と思いがちだが、長谷川は「実際は3K(キツい、キタナい、キケン)でございます」とにこやかに笑った。

   話は番組から逸れるが、よく分からないついでに現代アートの価格も理解できない。日本人の芸術家が造ったメイドコスプレをした女の子のフィギュアが数年前にオークションで6800万円で落札されるなど、とにかく全体的に信じられないくらいに高値で取引されている。投資対象として大変人気だ。オークションにかけられる度にアートの価値は上がり、箔がつく。いったい何がアートの価値を決めるのか?最近の疑問の一つだ。

文   慶応大学・がくちゃん
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