2018年 7月 21日 (土)

ROLLYに「女になりたいの?男?ハッキリしろ!」

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   昨2007年末、テレビ界に激震が走った。日本一のフォーチュン・テラーこと細木数子大先生の「ズバリ!」降板報道である。筆者と担当編集者もアレコレと憶測してはいたが、それ以来、はじめての通常枠放送である。

男として生きればオーケイ

   運命のカルテ開始前に、大先生自ら、直々に降板理由を説明なさった。やはり事実なのである。「充電したい」と言って、頭と胸を指しながら、「(どっちも)もう引き出しがないからね」とセンセイ。

   高齢のタレントが自ら降板――となると健康問題も気になる。しかし、「充電して戻ってくる」と力強く宣言するセンセイを見る限り、そんな心配は無用だろう。以前「あまりテレビに出すぎると消耗し、飽きられる」と持論を語っていたが、すでに時遅しな感はありながらも、有言実行と相成ったのだろうか。

   さて、その後はいつも通りにゲストのROLLYが登場。司会進行役のくりぃむしちゅー・有田が「番組が終わるからってキャスティングに手を抜いてるワケじゃないですよ」と、あえて「番組終了」に触れて見せる。

   槇原敬之がイトコで、実家は電器屋。子供のころは太っていて――という本人の露出度の割には広く流布されているエピソードが紹介される。ロックバンド「すかんち」のギター兼ボーカルで名を馳せたあとは、音楽活動のほか、舞台やテレビのバラエティ番組、はては教育評論家的活動もこなすマルチタレントぶり。

   だが、(この番組のゲストの例に漏れず)芸能活動の壁に当たっている。「当たり前、どれも中途半端」と喝破するセンセイに、ROLLYは「はぁっ」という、「はあ?」と「ハッ!」の中間のような発声で相槌を打つ。青いコンタクトレンズを入れた目から感情は読み取りにくいが、センセイの押しの強さに戸惑ってるのか――。

   40代半ばで独身、「女装が趣味」で中性的なイメージを演出してきただけに「よくオカマと思われるが、どノーマル」なROLLY。結婚しない理由については「ボクは幸せになっちゃいけない」「孤独が似合っている」と、太宰治風に語る。

   センセイは納得してない様子だ。「男になりたいの? 女になりたいの?」。「男として生きたほうがいい、ハッキリしろ」というのがセンセイのご意見だ。「このままでは、49~50歳で身体にいろいろな影響が出てくる」。結論としては「男として生きれば、オールマイティ、オーケイ!」

   「よろしかったら、またいらしてください」。くりぃむしちゅー・上田のお約束の最後の挨拶に「はぁっ」と、締まらない返事を返すROLLY。心中では「この番組、もう終わるんでしょ!?」とでもツッコんでいたのだろうか。

   終わるとわかっているバラエティ番組は、出演者もやりづらく意気上がらぬだろうし、そう思って見るのもシラけるもんだ。

   さて、次週のズバリ!は――元フィギュアスケート選手の渡部絵美が登場予定。この先キャスティングがどうなっていくのかますます心配だが、この欄の行方も…

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
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