みのが説く 父親力と指と性的能力の関係
「父親力」なんて言葉、きいたことありますか?——男性も育児に積極的に関わろうという動きがあるのだそうだ(毎日新聞)。これから「パパ」になる男性のための教室が人気、父親情報誌なんてのもあり、育児へのアドバイスを書いた本がベストセラーになったり。そうして培うのが父親力なんだとか。
3月にはあるNPO法人が「第1回子育てパパ力(ぢから)検定(略称・パパ検)」をやる。「検定試験?」なんていってちゃいけない。みのもんたは「いいですねぇ、お父さん」なんていいながら、検定問題のいくつかを、クイズで示した。
◇ 家計に占める子育て費用の割合をなんというか?
(1) エンジェル係数 (2) ジニ係数 (3) エンゲル係数 (4) ホンゲル係数
◇ 1歳未満児の離乳食に不適切とされる食材とそれに含まれる可能性のある菌は?
(1) ハチミツ+ボツリヌス菌 (2) チーズ+サルモネラ菌 (3) ヨーグルト+ビフィズス菌 (4) プルーン+黄色ぶどう球菌
◇ おやつとは、いつの時代から使われるようになった言葉か?
(1) 安土桃山時代 (2) 鎌倉時代 (3) 江戸時代 (4) 室町時代
◇ 平成16年(2004)度に配偶者が出産した男性のうち、育児休暇をとった人の割合は?
(1) 0.50% (2) 2.50% (3) 5.00% (4) 7.50%
答えは順に1、1、3、1だそうだ。
こんな調子の50問で、点数に応じて「スーパー・パパ」「ナイス・パパ」とか検定結果がでるのだそうだ。
ここでみのが突然、「これを読むと父親力がつきます」と一冊の本を取り出した。「生命の科学がみるみるわかる本」――「高木美也子さんという、パリ大学で博士号を取った方がお書きになった」と。なーんだ、そうか。
「この84ページですね。指を見れば性的能力がわかる、とある」。当の高木も大笑いだ。「ぜひお父さんに読んでいただきたい。面白いですね」「ありがとうございます」と高木。
「いやいや絶対紹介したい」というみのに、高木が「指隠してください」
みのは平然と、「わたしは人差し指に命をかけてますから」。なんのこっちゃ。