「かわいい」アザラシ駆除 賛成?反対?

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   かわいらしい表情で人気のゴマフアザラシが北の海では増えすぎて困っているという話題を、木内希リポーターが現地から報告する。

原因をつくっているのは人間

   稚内・抜海港では「ゴマちゃん」見物に訪れる観光客が増え、観光協会が販売するストラップや縫いぐるみなど、関連グッズもよく売れているとかで、関係者はお喜びである。

   だが、一方「エライ迷惑。アタマにきている。なんとかしてほしい」と、周辺の漁民は怒る。漁場の魚は食い散らす、網を食い破る、網にかかったエビやカニを好んで食べるといったゴマフアザラシの漁業荒らしに悩まされているというのだ。ここ2、3年で被害が急増したらしい。「タコの姿が消えた」との声もある。食欲旺盛で1日5~10キロのエサを食べて生活しているのだとか。

   以前はオホーツク海限定でやって来ていたゴマフアザラシが、昨今の温暖化によって流氷が減ったために、宗谷海峡を越えて日本海側へも来るようになったのだという。日本海側は魚が豊富で過ごしやすく、その数も大幅に増えたとか。ゴマフアザラシ観察所の管理人によると、抜海港近辺だけで1000頭いるかもしれない、とのこと。

   稚内市役所は「北海道では5つの漁港で駆除をしている。被害状況によっては、ほかも駆除対象になる」と語る。

   萩谷麻衣子「以前、漁業に影響を与えるというのでトドを駆除したら絶滅の危機を招いた。同じにならないか」

   落合恵子「温暖化は彼らの責任じゃないのにね」

   鳥越俊太郎「もともとの原因をつくり出しているのは人間だ。それぞれ境界をつくって住んできたのが、まじり合うようになった」

   小木逸平「2040年には北極海の氷がなくなるといいます。加速度的にいろいろな影響が出てくる可能性があります」

   赤江珠緒「観光面ではいいけど漁業には悪影響を与える。両立はむずかしいですね。温暖化をめぐる光と影でした」

   駆除しすぎると、捕鯨船のようにイヤガラセされる恐れもないとはいえない。温暖化対策をコツコツと進めることしか手はないようだ。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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