橋下知事の涙に泣かされる人

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   橋下徹大阪府知事の泣きにはいささか驚かされた。きのう(4月17日)開かれた、府と市町村長との意見交換会の場で、熱弁をふるっている最中に突然、涙し、口調が乱れたのである。

大変ですよ、これは

   5兆円の借金を抱える府の財政再建を公約とした知事は、1100億円の予算削減を打ち出しているが、そのためには各首長の協力が不可欠だ。意見交換会で、補助金カットと予算組み換えへの理解をなんとか得たいところだったが、そうは問屋がおろさなかった。

   首長たちは猛反発、「1100億円の削減ありきの思い込みを取り払っていただきたい」はまだいいほうで、「『子どもも大人も笑う!』どこが笑うんですか。みんな泣きますよ」と、知事選でのセリフをあげつらったり、「無責任なたたき台は白紙に戻しなさい」と命令調まで出たりするしまつ。

   初めのうちは、「白紙にはいたしません」などと、気丈に反論する知事だったが、公務員の人件費は高すぎる、人数が多すぎる、と主張する段になって、なぜか涙声に。それでも、「ぜひ大阪を立て直したいと思いますので、ご協力をよろしくお願い申し上げます」と続けた。

   涙を見せられた首長たちの反応は、「あれがホンマもんならかなりの役者や」「泣いてしまったら話はつづけられない。泣きたいのはこっち」「あの映像がテレビで流れたり、報道されたりしたらわれわれが悪者になる。そんなバカな話がありますか」と、いたって冷たく、「かえって涙が溝を深めたようです」(笠井信輔)。

   小倉智昭は、「借金抱えた知事は何かをしなきゃダメなわけだし、途中、予算を削られる方も納得できないでしょうし…大変ですよ、これは」と、中立的なコメント。

   それにしても、なんの涙だったのか。今から泣きが入って4年の任期が全うできるだろうか。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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