ケガをさせずにしごくコツ
2008.05.19 12:35
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相変わらずの大相撲界の暴力体質が明るみに出て、朝ズバッ!司会のみのもんたもお怒りだ。アナウンサーが報道ニュースを読み上げるコーナーに移っても、このネタを引っ張り続ける。
「しごきの仕方がわかってないね」。ニュース原稿読み上げ係の若手の蓮見孝之アナ、竹内香苗アナに話しかける。蓮見はみのに向かって小刻みにうなずくが、何も言わず、その目は「やめてくれ」と訴えているようだった。自分は仕事で手一杯なのに、上司がどうでもいい世間話をしてきて迷惑なのだが、しかしむげにもできないというジレンマをうかがわせた。
もちろん、みのは委細構わず話し続ける。「竹刀で叩くの結構、竹ぼうきの柄で叩くの結構。どこを叩くかわかってない」からダメなのだ。ケガをさせなければ殴るのはOKというのがみのの考えらしい。「ちゃんとしたしごきは、どこをなぐっても痛さはわかるけど、ケガをさせない」。
さらに、ここから話は転換、脱線する。「だいたいおタマで殴るなんて冗談じゃない」。竹刀や竹ぼうきは良くても、なぜかおタマは違うのだ。「おタマで殴ったら、おまえのタマをつぶす!って感じでやんないとダメです」
なにかのジョークだったらしいが、蓮見は一切表情を変えずにニュースを読みはじめ、隣の竹内は首をひねっていた。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト