逃亡犯の服装情報 警察は隠すべきか
大坂・枚方市で少年を刺し、京都で女性を刺して12万円を奪って逃走、殺人未遂容疑で指名手配されていた石津淳容疑者(40)が今日(5月30日)未明、埼玉・上尾市内で逮捕された。
同署員の不審尋問に自転車を捨てて逃げ出したのを捕まえ、石津容疑者とわかった。所持金は数百円、包丁2本をもっていた。
石津容疑者は5月27日、東京・新宿の花園神社で目撃情報があり、警視庁が180人態勢で捜査にあたり、小学校の登下校にも警戒していた。リポーターの阿部祐二は29日、歌舞伎町でこの事件を取材していたが、15時すぎ、突然捜査員の姿が消えたので、「新しい情報が入ったのか」と思っていたという。
しかし、逮捕は偶然だったらしい。阿部はしきりに「捜査員」といっていたが、普通の警らのお巡りさんの職質だったようだ。ただ、阿部のいう「金もなく危険な状況にあった」のは確かで、次の犯罪は時間の問題だったようだ。
当然、警察の対応が問われる場面だ。
テリー伊藤は、「花園神社から上尾まで、自転車でいったんじゃないか」。
加藤浩次の「次を物色していたかもしれない」というのに、八代英輝も「可能性は高い」。
テリーは、「新宿での目撃者の話を公表してほしいですよね。(護送の映像で)グレーのパンツはいてた。その情報を流してほしい」。
加藤も、「京都の現場に免許証を落としたので、彼だとわかったんでしょう」
八代は、「今回はもの凄い幸運で捕まってる」。
テリーのいう通りだ。警察は何でもまずは隠す。市民を守るという視点が薄い。メディアや一般市民を信じられないらしい。どちらも、大いに利用できるものなのに。
かつて、福岡で一家4人が中国人に殺された事件で、消えていた被害者の「高級乗用車」を見つけるまでに、たしか数日もかかった。もしテレビで、「ベンツの何色、ナンバーはxxx」と流したら、15分で見つかっただろう。