クラスター爆弾と核兵器と浅野前知事 その「破壊力」

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   「1発の爆弾が何百発にもわかれて、不発弾が残り、なにも知らずに歩いた人が犠牲になる」。朝ズバッ!司会のみのもんたが、クラスター爆弾の非人道性を訴える。

1発の爆弾が……

   ――と、それを引き取った吉川美代子・TBS解説委員のコメントでは「1発の爆弾が1000、2000に……」。みのの説明より、さらに小爆弾の数が増加した。「不発弾の率が1~4割と非常に高く、戦争が終わったあとも10万人以上が犠牲になっているというんですね」

   「ま、そんなこと言ったら武器はみんな同じ」ともう1人のコメンテイター、前宮城県知事の浅野史郎は言い出す。一般市民を巻き込み、禍根を残した例として、ベトナム戦争の枯葉剤や毒ガスを挙げ、そして「核兵器なんてその最たるもの」なのだ。

   「なんで核兵器の禁止がもうちょっと大きくならないのか。クラスター爆弾の何百、何千倍の被害があるのに……」

   番組とは友好関係にあり、コメンテイターも派遣する毎日新聞が一大キャンペーンを組み、平和主義者の司会者もプッシュする活動に、浅野はな・な・な・なんと冷や水を浴びせるのだった。それも勝利の乾杯をしようかというときに。

   さすがにみのの渋い表情を見て取ったのか、「ま、クラスター爆弾が禁止になったのは1歩前進ですけどね」と最後は自分でフォローを入れていた。これは平和にとって小さな1歩でしかないのだろうか。

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
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