2024年 4月 30日 (火)

消費者が耐えられない「食」偽装会社の「軽さ」

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   またも産地偽装、しかも「責任をかぶって欲しい」と1億円を提示するなど、悪質さでは極め付き。「偽装の中で1番たち悪い」とテリー伊藤が激怒すれば、司会の加藤浩次も「(社長は)飄々(ひょうひょう)と謝罪していましたネ~」と呆れ顔。

不自然ですよ

   売れ残った中国産ウナギを愛知県の「三河一色産」と偽装し、販売していたのは水産会社「魚秀」(大阪市)とその偽装ウナギを知っていて仕入れ販売していた水産最大手マルハニチロホールディングスの完全子会社「神港魚類」(神戸市)。

   JAS法にもとづき農水省が6月25日、2社に改善の指示を出している。その悪質な手口とは ……

   魚秀は、「一色フード」という架空の会社をでっち上げたうえ、その所在地を養殖ウナギの産地である愛知県幡豆郡一色町に似せて、「同県岡崎市一色町字一色」とデタラメの地名を記載していた。

   さらに、隠ぺい工作の「協力企業」も登場。実在する東京都内の2つの流通会社をあたかも経由させたように見せかけていた。

   一方、神港魚類は担当課長が偽装ウナギに気づきながら、農水省の立ち入り調査終わるまで偽装ウナギを販売していた。

   しかもこの間、問題の担当課長は、口止め料として1000万円を魚秀から預かり家に保管。さらに、魚秀から1億円の見返りに「責任をかぶって欲しい」と提示されていた。

   1億円については断ったらしいが、いずれも農水省の立ち入り調査が終わる今月18日まで会社には届けずにいた。

   発覚後、報道陣を前に魚秀の中谷彰宏社長は、悪びれる様子もなく

   「中国商品の消化が鈍くなった中、会社の業績も苦しい状況になり、ばれるという認識もあったが、2、3か月ぐらいでサバけるのではないかという甘い認識でやってしまった」と、淡々と釈明している。

   これには加藤が呆れ顔で「産地偽装しておいて、おカネで何とかしちゃおうと……飄々と謝罪していましたね~」。

   一方、神港魚類についてはテリーが「担当課長1人ができる話ではない。昨日の神港魚類の会見でも自分の保身だけ。不自然ですよ」と。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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