「お金もらえるのに!」 還付金詐欺止める行員に逆ギレ

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   <テレビウォッチ>「オレオレ」から始まった振り込め詐欺の被害が、今年(2008年)に入っても急増している。新たな手口は、「お金をお返しします」という人間の欲につけこんだもの。そのやり方を笠井信輔が、実演して見せた。

小倉:東京で1番被害が多いのは…

   今年の被害総額は1―5月で137億円。昨年の1.5倍になるという。警察庁は、今年上半期だけで350件を食い止めたというが、ひっかかったのも食い止めたのも、ともに携帯電話がカギだった。

   従来の振り込め詐欺は、詐欺師の巧妙な口車がカギだったが、最近は年金や税金の払いすぎた分をお返しします」という「還付金詐欺」。銀行のATMまで被害者を呼びだして、そこで携帯電話で画面操作を指導する。

   笠井が詐欺師になってやってみせる。「まず振り込みボタンを押して」「暗証番号をこっそり入れて」「こちらの銀行名、口座番号などを入れて」「次に番号をいれてと番号を読み上げる」「はい確認ボタンを押して」「それではあした振り込まれますから」

   これ実は送金手続きだ。番号をといったのは、金額打ち込み欄だから、相手のいうままの金額を振り込んでしまうわけ。画面をよくみれば、送金だとわかるのだが、携帯による指示の方に集中していて、言われるままにしてしまうらしい。

   むろん銀行も、特にATMで携帯通話をしている人には注意しているのだが、行員が止めに入っても、「お金がもらえるのだから」と聞き入れない人が多いのだという。そこでいまは、警察官を呼んで止めにはいっているそうだが、「還付金詐欺」はわかっているだけで、一昨年482件から昨年は2571件にふえているという。

   先月(6月)21日に施行された「振り込め詐欺救済法」で、被害届を出せば訴訟抜きで相手方の講座を凍結することができるようになった。犯人側が引き出すまでが勝負だが、それら凍結された口座名6000件が今日から公開され、預金保険機構のホームページに載っている。

   被害者が確認するためと、振り込め詐欺の口座ではないことの確認のためで、口座名や番号からの検索もできる。同機構が掌握している凍結口座は10万件、50億円というからもの凄い。

   小倉智昭がぽつりと、「東京で1番被害が多いのは練馬なんですって」という。

   対策ではいま、ATMの前での携帯の使用を禁止しようとか、圏外にするとかが検討されているんだとか。あまりのことに、スタジオも声なし。

   凍結口座の金額が、先月21日以後だけなのかどうか、酒井は言及しなかったが、まあ、なんと無防備なお金持ちが多いことか。わが家は絶対大丈夫。「残高不足です」と出るに決まってるから(^-^)。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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