2018年 7月 23日 (月)

八王子殺傷「核心に迫る証言」 その肉迫度

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   <テレビウォッチ>「新証言です。我々は核心に迫る1つの証言に行き当たりました」(阿部祐二リポーター)と、八王子の無差別殺傷事件を続報。中学時代の同級生の証言を得たのだが、さて事件の核心に迫った証言と言えるかどうか??

   逮捕された菅野昭一容疑者(33)は警視庁のこれまでの取り調べに対し「仕事でうまく行かず、両親に相談しても乗ってもらえなかった。無差別に人を殺そうと決意し、文化包丁を買って書店で女性を刺した」「人間関係を含め仕事関係で、2、3日前からムシャクシャしていた」と供述している。

   しかし、父親や勤め先の社長に取材したところ、まったく食い違う話が返ってきている。

   父親は「息子が助けてほしいと言ってきたことはない」という。

   また、勤め先の社長によると、「今月に入って本人が会社を訪れ、『ケガは快方に向かっているから9月から復帰できる』と聞き、復帰を心待ちにしていた。人間関係のトラブルもなかった」という。

   しかも、会社では休職中の給与補償をしており、復帰後はケガでもできる職場を考えていたという。

   犯行動機についての供述の矛盾はいったい何なのだろう。そこで、阿部リポーターが菅野容疑者の中学時代の同級生に話を聞いた。

   「友だちをつくらない。ケンカをしたことも見たことない。ただ、キレたら何をするか分らないという印象でした。そういえば不登校という時期もありました」

   犯行に至る背景とは言えても、これが「核心に迫る1つの証言」なのかどうか。

   中学卒業アルバムの集合写真には菅野容疑者の姿がない。中学を卒業したあと菅野容疑者は高校へ進学するが、高校を中退したあとは職を転々としている。

   一方、刺殺されたアルバイト店員の中央大生斉木愛さん(22)について、今朝のコメンテーターで、東大教授のロバート・キャンベルが次のように話した。

   「(事件のあった)一昨日、中大文学部で授業をしていた。斉木さんは私の授業に出ていないが、おそらく廊下ですれ違っていたと思う。そこにいたわけですよ。学んでいる風景を知っている人間からすると、何で1人の人間を簡単にかき消してしまうことができるのか。そういうことがどういうことか分らない人間が増えている」

   また、スーパー主婦の冨田リカも「大人になれないアダルトチルドレンみたいな存在が増えている。昔は『半人前意識』があった。大人になるために頑張ろうと努力した。今は親がやってくれて当り前。意にそわないと人のせい……」と。

   むしろ、これらのコメントが事件の核心をついているのでは……。

文   モンブラン
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