「秘仏盗み」が続く秘密とは

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   <テレビウォッチ>静岡・牧之原市でまた、秘仏が盗まれた。人家から離れたところにある薬師堂の扉が破られ、中にあった秘仏「薬師如来像」が厨子ごとなくなっていた。代わりに、金のスプレーで塗られた仏像らしきものがポツン。

犯人の心理状態は…

   困ったことに、厨子の中を見た者がいない。何しろ50年とか60年に1度のご開帳だから、どんなものが入っていたかもよく分からない。なかで1人、81歳になるご老人が「見たことがある。写真もある」と名乗り出た。

   この人は、2度見ていて、最初が24、5歳のとき、2度目が1982年のお堂の建て直しに携わっていて見たのだという。で、その写真を見ると、黄金色の蓮台に座るお姿。代わりに置かれた立ち姿とは似ても似つかぬ可愛らしい薬師さまだ。

   同じ県内の島田市でも、秘仏が盗まれたばかり。こちらは千手観音像で、やっぱり代わりの金ぴか像が置かれていた。どうやら縁日などで買ったがらくたに金ぴかをほどこしたものらしい。ただ、こちらは秘仏を見たことがある人がいないという。なぜか値段だけが、1000万円とか1500万円とかいわれる。

   赤江珠緒が、「犯人の心理状態はどんなものでしょうね」と聞く。

   森永卓郎は、「マニアはもうちょっとこだわるから、金目当てじゃないか」

   若一光司も、「専門家なら、偽物を残すことはない」

   大沢孝征は「手がかりを残していったわけで、バカな犯人」

   若一は、「京都、滋賀で多いんですよ。文化財になってると写真もあるし、手が出しにくい。そこで文化財に指定されていないものを盗む。『家にあったものだ』で、売買できちゃう。秘仏だと、特定できないからね」

   なるほど、特定できないと警察も調べようがないわけか。イラクで盗掘されたのと一緒の理屈だな。なにが掘り出されたかもわからない。秘仏、秘仏とありがたがるのも考えものってか。もう、ばちをあててもらうしかない。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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